11.1.1 Oracleデータベース・サーバーのキャパシティ・オンデマンド

ユーザーは、データベース・サーバーのアクティブ・コア数を制限することにより、必要なデータベース・ソフトウェアのライセンス数を制限できます。プロセッサ・コアの削減は、Oracle Exadata Database Machine Deployment Assistant (OEDA)を使用したソフトウェア・インストール時に実装されます。アクティブ・コア数は、後でより大きな容量が必要になった場合に増やすことができますが、減らすことはできません。アクティブ・プロセッサ・コアは、データベースの各ソケットにおいて同数必要です。

キャパシティ・オンデマンドは、Oracle Exadata Infrastructure as a Service (IaaS)と次の点で異なります。

  • キャパシティ・オンデマンドでは、初期インストール後にアクティブ・コア数を減らせません。

  • キャパシティ・オンデマンドを使用する場合、必要なソフトウェア・ライセンスはアクティブ・コア用のみです。

ノート:

アクティブ・コア数を削減することにより、ソフトウェア・ライセンスの初期コストを抑えられます。ハードウェアのコストは変わりません。

関連項目: