8.2 edvrmvol
ESCLIコマンドを実行して、edvmkvol
コマンドを使用して以前に作成したEDVアタッチメントおよび関連するExascaleボリュームを削除します。
用途
edvrmvol
コマンドは、edvmkvol
コマンドを使用して作成されたExascaleダイレクト・ボリューム(EDV)アタッチメントおよび関連するExascaleボリュームを削除するための単純なインタフェースを提供します。このコマンドは、ESCLI rmvolumeattachment
およびrmvolume
コマンドを実行します。
構文
$ edvrmvol volume-name [ --verbose ]
コマンド・オプション
edvrmvol
コマンドのオプションは、次のとおりです:
-
volume-name: 削除するボリュームの名前を指定します。これは、
edvmkvol
コマンドで指定された名前(myvol1
など)またはデバイス・パス(/dev/exc/myvol1
など)のいずれかです。 -
--verbose
: 基礎となるESCLIコマンドとその出力を含め、冗長出力を表示するようにコマンドに指示します。
使用上のノート
-
コマンドでは、次の検索パスで使用可能な最初のExascaleユーザー・ウォレットに関連付けられたユーザー資格証明を使用します:
$OSSCONF/eswallet
$ORACLE_BASE/admin/eswallet
/etc/oracle/cell/network-config/eswallet
例8-3 EDVアタッチメントおよび関連するボリュームの削除
この例は、EDVアタッチメントおよび関連するボリュームを削除する単純なコマンドを示しています。この例では、ボリュームの名前はmyvol1
です。
$ edvrmvol myvol1
Removed edv attachment with id 1:57172474ab234589a411178f92e4acc8
Removed volume with id 2:1312220a4a9841a1be28a6c60762702a
Removed device: /dev/exc/myvol1
例8-4 冗長出力を指定したEDVアタッチメントおよび関連するボリュームの削除
この例は、冗長出力を指定してEDVアタッチメントおよび関連するボリュームを削除するコマンドを示しています。この例では、ボリュームはEDVデバイス名/dev/exc/myvol1
を使用して識別されます。
$ edvrmvol /dev/exc/myvol1 --verbose
ESCLI>lsvolumeattachment --filter deviceName=myvol1
id volume deviceName attachTime
1:70b18560f4714f178d80940dc643f453 2:87e95b8e9e4a4989a543c713769a867b myvol1 2024-11-19T14:35:30+00:00
ESCLI>rmvolumeattachment 1:70b18560f4714f178d80940dc643f453
Removed edv attachment with id 1:70b18560f4714f178d80940dc643f453
ESCLI>rmvolume 2:87e95b8e9e4a4989a543c713769a867b
Removed volume with id 2:87e95b8e9e4a4989a543c713769a867b
関連トピック
親トピック: Exascaleユーティリティ・プログラムの使用