5.1.6 コンシューマ・グループおよびリソース・プランについて
Oracle Exadataには、Oracle Exadata System Softwareを使用するデータ・ウェアハウス専用のデフォルトのコンシューマ・グループおよびリソース・プランが付属しています。
これらのリソース・プランは、現在の環境の要件にあわせて変更できます。
データ・ウェアハウス用のコンシューマ・グループは、次のとおりです。
- ETL_GROUP: ETL(抽出、変換およびロード)ジョブ用のコンシューマ・グループ。
- DSS_GROUP: クリティカルではない意思決定支援システム(DSS)の問合せ用のコンシューマ・グループ。
- DSS_CRITICAL_GROUP: クリティカルなDSS問合せ用のコンシューマ・グループ。
データ・ウェアハウス用のリソース・プランは、次のとおりです。
- DSS_PLANリソース・プラン
DSS_PLANリソース・プランは、クリティカルではないDSS問合せおよびETLジョブよりもクリティカルなDSS問合せを優先するデータ・ウェアハウス用に設計されています。 - ETL_CRITCAL_PLANリソース・プラン
ETL_CRITICAL_PLANでは、DSS問合せよりもETLが優先されます。
親トピック: I/Oリソース管理(IORM)の理解