2.2.1 KERBEROS接続タイプ
Kerberos認証を使用してデータベースへ接続します。接続仕様パラメータの形式は次のとおりです:
[/][@<url>]
ノート:
現在、[/][@<url>]を使用したKerberos接続のみがSQLclでサポートされています。このリリースでは、Active Directoryはサポートされていません。Oracle DatabaseでのKerberos認証の詳細は、『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド』の「Kerberos認証の有効化」を参照してください。
オプション
オプション | 説明 |
---|---|
-kerberos, ker | KERBEROS接続タイプを指定します。 |
-krb5_config, krb5c | デフォルト以外のKerberos構成ファイルを指定します。このプロパティは、SQLclの起動時のみ指定されます。これらは、関連する-Dシステム・プロパティ名または環境変数を使用して渡すことができます。 |
-krb5ccname, krb5cc | デフォルト以外のKerberos資格証明ファイルを指定します。 |
-url | URLを指定します。これは、かわりに接続仕様パラメータで指定することもできます。 |
-role, r | データベース・ロールを指定します。これは、かわりに接続仕様パラメータで指定することもできます。 |
-edition, ed | Oracle Databaseエディションを指定します。これは、かわりに接続仕様パラメータで指定することもできます。 |
-verbose, v | 接続に関する診断情報の出力をリクエストします。 |
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
<connectionspec> | ターゲット・データベースの接続仕様を指定します。 |
例
KERBEROSを使用してデータベースに接続するには:
SQL> CONNECT -kerberos /@myhost:1521/myservice
関連項目:
トラブルシューティング情報に関する「Kerberosのサポート」