給与フローでの値セットの使用の概要
値セットは、入力値の動的値リストを提供します。 値セットを使用して、給与フロー・パラメータで使用するデータを制御および検証します。
「設定および保守」領域の「給与値セット」タスクを使用して値セットを作成し、その値セットをパラメータとして使用して給与フローを実行します。 値セットでは、SQL文を使用して、個人名や番号、事業所、国別仕様データ・グループ、給与法定ユニットなどの既存の表の値をフィルタします。 値セットを使用すると、データの一貫性と正確性を維持できます。
給与フローの値セットを作成する際は、次の点を考慮してください:
- 「モジュール」フィールドを使用して、値セットを作成するモジュールを指定します。 たとえば、給与計算、給与チェックリスト、給与フローなどの値セットを作成できます。
- 給与フロー・パラメータには、値セットのTable-Basedタイプのみを使用します。 「独立」や「書式のみ」など、その他の値セット・タイプはサポートされていません。
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「文字」の値データ型のみを使用します。 値データ型は、既存のデータ表からフィルタされ、給与フロー・ページに表示される値のデータ型を参照します。
- 値セット定義の作成時に、次の詳細を入力して値セットの問合せを作成します:
- 「From句」は、問合せに使用される表名を定義します。
- 「値列名」は、画面に表示される属性です。
- ID列名は、バック・エンドに値を格納するために使用される属性です。 列タイプおよび列長は、入力した値を格納するデータベース内の列に関連しています。
- 別のパラメータ値に依存するフロー・パラメータの値セットを作成する場合は、各パラメータ名をWhere句にバインド値として指定します。 たとえば、フロー送信時に事業所パラメータが給与フロー・パラメータに依存している場合は、次に示すように、給与フローID値をWhere句にバインドします:
Pf _flow_ id = {PARAMETER.LOCATION_IP}, where LOCATION_IP is the value name.
値セットを使用すると、他のチームに依存することなく、独自の値リストを作成できます。