テキスト・モードでのインストール
Oracle Linuxインストール・プログラムはテキスト・モードでも実行できます。 システムに十分なメモリーがない場合やビデオ・カードに対応していない場合などの特定の状況下では、自動的にテキスト・モードが使用されます。 inst.textをブート・コマンドラインでブート・オプションとして指定することで、手動でテキスト・モードに切り替えることができます。 詳細は、「ブート・ローダーの構成」を参照してください。
重要:
テキスト・モードでは、グラフィカル・インストーラで使用可能な機能の限定されたサブセットが提供されます。 特に、ディスク・レイアウトを完全に制御するためのすべてのカスタム・パーティション化オプションが提供されるわけではありません。 グラフィカル・インストーラを使用するか、Kickstartを使用してインストールを自動化することをお薦めします。
図3-13 テキストベースのインストール・メニュー

メニューの番号付きオプションは、グラフィック・ベースのインストールの画面上のオプションと同じです。 各オプションの先頭には、大カッコで囲まれたフラグが付いています。
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[ ]- オプションは構成されていません。 -
[x]- オプションはデフォルト設定で構成されています。オプションの下に、括弧で囲まれて設定が表示されます。
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[!]- オプションは構成されていますが、別の設定を指定する場合は検討が必要です。
オプションを構成するには、オプションの番号を入力します。 この画面には、そのオプションで使用可能な、番号付きの値が表示されます。 値の番号を入力して値を選択します。 次に、cと入力して続行します。 続行すると、メイン・メニュー画面に戻るか、他の関連オプションが表示されて構成できます。 また、画面をスキップするには、cと入力します。
必要なすべてのメニュー・オプションを構成したら、bと入力してインストールを開始します。 インストールの終了時に、システムがリブートされます。
残りすべてのプロンプトに従います。 プロセスの最後にシステムにサインインし、ライセンス契約(/usr/share/oraclelinux-release/EULA)を確認します。
システムで設定できるその他の構成オプションについては、「インストール後の構成」を参照してください。