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プロジェクト目標の設定

個々のディレクトリ階層に割当て制限を適用するようにプロジェクト割当て制限を構成します。

プロジェクト割当て制限は、「管理されたツリー」と呼ばれる個々のディレクトリ階層に設定できます。 各管理対象ツリーは、プロジェクトIDと、オプションのプロジェクト名によって一意に識別されます。 プロジェクトは、/etc/projectsおよび/etc/projid構成ファイルで定義されます。 詳細は、projects(5)およびprojid(5)のマニュアル・ページを参照してください。

ディレクトリ階層のディスク使用量を制御する機能は、特権ユーザーに割当て制限を設定しないようにする場合や(/var/logなど)、多数のユーザーまたはグループにディレクトリへの書き込みアクセス権がある場合(/var/tmpなど)に便利です。

プロジェクトを定義して割当制限を設定するには、次の手順を実行します。

  1. プロジェクト割当てを有効にして、ファイル・システムをマウントします。
    sudo mount -o pquota device mountpoint

    たとえば、/mntにマウントされたファイル・システムのプロジェクト割当てを有効にするには、次のコマンドを使用します:

    sudo mount -o pquota /dev/sdc1 /mnt
  2. /etc/projectsファイルに、ディレクトリ階層に対して一意のプロジェクトIDを定義します。
    echo project_ID:mountpoint/directory | sudo tee -a /etc/projects

    たとえば、ディレクトリ階層/mnt/testdirに対してプロジェクトID 51を次のように設定します:

    echo 51:/mnt/testdir | sudo tee -a /etc/projects
  3. プロジェクト名をプロジェクトIDにマップする/etc/projidファイル内にエントリを作成します。
    echo project_name:project_ID | sudo tee -a /etc/projid

    たとえば、次のようにプロジェクト名testprojをID 51のプロジェクトにマップします。

    echo testproj:51 | sudo tee -a /etc/projid