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スマート展開を使用した頂点の拡張

スマート・スパン・ションを使用すると、ナビゲーションと宛先の頂点またはエッジのプロパティに対して指定された条件に基づいて頂点を拡張できます。

次のステップで説明するように、グラフ・ビジュアライゼーションでスマート展開を構成できます:

1. ビジュアライゼーション・パネルで「設定」をクリックします。
   これにより、「設定」ダイアログが開きます。
2. 「スマート・エクスプローラ」タブをクリックし、「新しいスマート・エクスプローラ」をクリックします。
   「新しいスマート・エクスプローラ」ウィンドウが開きます。
3. 「条件」フィールドを「スマート展開」に設定します。
4. 「名前」に入力します。
5. オプションで、「最大ホップ数」カウントを選択します。
   この値は、パスの最大長を決定します。 スマート展開では、このパス長より長いパスにある頂点またはエッジは返されません。 デフォルト値はinfiniteです。
6. オプションで、をクリックして「宛先条件」を追加し、選択した頂点を展開するときに宛先の頂点またはエッジを識別します。

   宛先条件は、パスの最後の頂点またはエッジに適用する条件です。 展開用に選択した頂点には適用されません。

   新しい条件を作成する行は、次のように表示されます:

   
   「図smart_expand.pngの説明」

   各条件には次のオプションがあります:

   • ナビゲーション条件が適用されるターゲット頂点またはエッジ要素
   • ターゲット要素のプロパティ
   • 適用する演算子(=、<, >など)
   • 演算子およびプロパティに対して履行される値

   プロパティ値が数値に変換可能な場合は数値比較を使用し、それ以外の場合は辞書比較を使用します。

   このステップを繰り返して、必要な数の宛先条件を追加します。

7. オプションで、複数の宛先条件がある場合は、必要に応じて「すべてに一致」または「いずれかに一致」をクリックして条件を結合します。
8. オプションで、をクリックして、頂点を展開するときに満たす必要がある1つ以上の「ナビゲーション条件」を追加します。

   次の点に注意してください。

   • ナビゲーション条件は、原点頂点または宛先頂点ではない頂点またはエッジに適用される条件ですが、原点と宛先の頂点を接続するパス上にある条件です。
   • 指定した条件は、展開するパスの頂点またはエッジに適用されます。 展開用に選択した頂点には適用されません。
   ナビゲーション条件を追加し、複数の条件を結合するオプションは、宛先条件について前述のステップで説明したオプションと同じです。
9. 「作成」をクリックします。
10. 右上のXをクリックして、「設定」ダイアログを閉じます。
11. 探索ツールバーの「展開」ドロップダウン・リストをクリックして、スマート展開名のリストを表示します。
12. 必要なスマート展開「名前」を選択します。
    たとえば:

    
    図select_smart_expand.pngの説明

13. グラフで特定の「頂点」または複数のverticesを選択し、グラフ操作ツールバーの「展開」アクションをクリックします。

    ヒント:

    または、ツールチップからスマート・エクスパンダを適用することもできます。 選択した頂点を右クリックして、ツールチップを表示できます。
    スマート展開では、指定した最大パス長内にある頂点または頂点への最短パスがフェッチされ、選択した頂点または頂点のナビゲーションおよび宛先条件が満たされます。

    次の例は、employee_id > 100を持つすべての2ホップ・ネイバーをフェッチする従業員頂点での展開を示しています。

    
    「図smart_expand_graph.pngの説明」

    ノート:

    スマート・エクスパンダの最大ホップ数、ナビゲーションまたは宛先条件を構成しないと、グラフはデフォルトの無限ホップ数値で展開されます。