C Graph Studioの既知の問題
Graph Studioの使用時に発生する可能性のある問題とその対処方法を学習できます。
ノートブックのJava段落に閉じカッコ")"がないために構文エラーがスローされません
閉じカッコがないため、不完全なJava文を含む%java-pgx
段落を実行するときに、構文エラーがスローされる必要があります。 ただし、ノートブックのJavaインタプリタは、正しくないSuccessful execution: No result returned
メッセージを返します。 たとえば:
%java-pgx
out.println("This line is problematic";
<small><i>Successful execution: No result returned.</i></small>
これは、段落が内部的にJShellによって解釈され、不完全なコマンド文が複数行であるとみなされるためです。 閉じカッコを使用してコマンドが終了するまで、ノートブック内の後続の段落で%java-pgx
の他の実行は、不完全な文の続きとみなされるため、正しくない結果が生成されます。 たとえば、前述のコードを実行した後に次の段落を実行しても、グラフ構成が期待どおりに取得されません:
%java-pgx
PgxGraph g = session.getGraph("BANK_GRAPH")
<small><i>Successful execution: No result returned.</i></small>
回避策
この問題を回避するには、次のいずれかのオプションを使用します:
- 次のステップを実行して、ノートブック環境を通常の状態にリストアします:
- 新しい
%java-pgx
段落で閉じカッコ文を実行して、次のように不完全な文の終了をマークします:%java-pgx ) Error: ')' expected out.println("This line is problematic"; ^
コードを実行すると、エラー・メッセージが表示されます。
- 閉じカッコを含むように正しくない文を修正し、文を再実行します。
%java-pgx out.println("This line is problematic"); This line is problematic
- 新しい
- 環境を再起動します。 環境を再起動する方法の詳細は、「コンピュート環境の手動管理」を参照してください。
回避策オプションの1つを実装した後、ノートブックで%java-pgx
段落を実行すると、目的の結果が生成されます。 たとえば:
%java-pgx
PgxGraph g = session.getGraph("BANK_GRAPH")
PgxGraph[name=BANK_GRAPH,N=1000,E=5001,created=1628583419041]