ベース・マップの追加
add_basemap関数を使用して、バックグラウンド・マップとして表示されるベース・マップを追加できます。
ベース・マップ・プロバイダは、sourceパラメータで指定します。このパラメータには、xyzservices.TileProviderオブジェクトまたはURLを指定できます。 sourceパラメータが定義されていない場合は、デフォルトのベース・マップが使用されます。
Oracle Spatial AIは、すでにeLocationに基づくベース・マップを提供しています。 oraclesai.vis.elocationでは、次のベース・マップを使用できます:
osm_positron(デフォルト)osm_brightosm_darkmatterworld_map_mb
詳細は、「Oracle Spatial AI Python APIリファレンス」のadd_basemap関数を参照してください。
次のコードは、2つの異なるベース・マップを使用して、block_groups SpatialDataFrameのジオメトリを表示します。
import matplotlib.pyplot as plt
from oraclesai.vis import plot_geometries, add_basemap, elocation
fig, ax = plt.subplots(1, 2, figsize=(15,10))
# Set the titles
ax[0].set_title('Default Basemap');
ax[1].set_title('osm_darkmatter Basemap');
plot_geometries(data=block_groups, with_basemap=True, ax=ax[0], edgecolor='black', linewidth=0.2 )
plot_geometries(data=block_groups, ax=ax[1], edgecolor='black', linewidth=0.2 )
add_basemap(ax=ax[1], source=elocation.osm_darkmatter, crs=block_groups.crs)plot_geometries関数でwith_basemap=Trueパラメータを定義すると、デフォルトのベース・マップが表示されます(次の図の左のイメージを参照)。 add_basemap関数を使用すると、別のベース・マップを追加できます。
または、plot_geometriesファンクションでwith_basemap=elocation.osm_darkmatterパラメータを設定できます(次の図の正しいイメージを参照)。 この場合、add_basemap関数のコールは省略できます。
次の図は、前述の両方のメソッドで追加されたバックグラウンド・ベース・マップを示しています。
