ネームスペースの管理

ネームスペースを管理するには、SQLシェルで次のコマンドを実行します。

CREATE NAMESPACE

例1: CREATE NAMESPACE文を使用して新しいネームスペースを追加します。

CREATE NAMESPACE IF NOT EXISTS ns1

ノート:

IF NOT EXISTS句はオプションです。
出力:
Statement completed successfully

SHOW NAMESPACES

例2: show namespaces文を使用して既存のネームスペースを表示します。

SHOW NAMESPACES
出力:
namespaces
  ns1
  sysdefault

例3: ネームスペースをJSON形式で表示するには、次の文を使用します

SHOW AS JSON NAMESPACES
出力:
{"namespaces" : ["ns1","sysdefault"]}

DROP NAMESPACE

ネームスペースを削除するには、DROP NAMESPACE文を使用します

例4: ストアからネームスペースを削除します。

DROP NAMESPACE IF EXISTS ns1 CASCADE
説明: 前述の文では、ネームスペースns1が削除されます。
  • IF EXISTSはオプションの句です。これを指定すると、ネームスペースが存在しない場合にエラーが発生しなくなります。しかしながら、これを含めないと、ネームスペースがないというエラーが発生します。
  • CASCADEはオプションの句です。これを指定した場合は、ネームスペースとその中のすべての表がまとめて削除されます。指定しなかった場合は、ネームスペースが空でないことを示すエラーがスローされます。

ノート:

デフォルトのネームスペースsysdefaultは削除できません。