パネルを使用したExcelベースのリファレンス・ドックレットの更新

「Narrative Reporting」リボンを使用してリファレンス・ドックレットのコンテンツを更新するには:
  1. レポート・パッケージを開きます。
  2. リファレンス・ドックレットを開いてチェックアウトします。
    リファレンス・ドックレットがExcelで開きます。WordまたはPowerPointでレポート・パッケージを開いた場合、リファレンス・ドックレットを開くとExcelが起動します。
  3. オプション: Oracle Smart View for Officeのタスク(データ・ポイントのリフレッシュやレポート内のPOVの変更など)を実行します。
  4. オプション: Excelのタスク(グリッドやチャートの再フォーマットなど)を実行します。
  5. 「レポート・パッケージ」パネルで、ドロップダウン・メニューから「使用可能なコンテンツ」を選択します(図23-32を参照)。

    図23-32 「レポート・パッケージ」パネルで選択されている「使用可能なコンテンツ」オプション


    「使用可能なコンテンツ」オプションが選択されたドロップダウン・メニューを表示する「レポート・パッケージ」パネル

    図23-33に示すように、「使用可能なコンテンツ」パネルが表示されます。「コンテンツの編集」ボタン(「コンテンツの編集」ボタン)および「その他のアクション」(「その他のアクション」ボタン)が、使用可能なコンテンツにマウス・ポインタを重ねると表示されます。

    図23-33 「使用可能なコンテンツ」パネル


    使用可能な3つのコンテンツ・アイテムを示す「使用可能なコンテンツ」パネル。1つのアイテムConsol_BalShtが選択されているため、「編集」アイコンとアクション・メニューが表示されます。
  6. オプション: 選択した使用可能なコンテンツの名前、説明(オプション)または表列サイズ変更オプションを変更します。
    1. リスト内の使用可能なコンテンツを選択します。
    2. オプション: 使用可能なコンテンツの名前または説明を編集するには、選択したコンテンツの「コンテンツの編集」ボタンをクリックし、パネルで名前の説明フィールドに必要な変更を加えます。

      図23-34に、選択したコンテンツの現在の名前と説明を示します。これらのフィールドに直接入力して、名前または説明を変更します。

      図23-34 編集オプションが表示された「使用可能なコンテンツ」パネル


      使用可能なコンテンツの名前と説明を変更するための「編集」オプションと、列の自動サイズ変更チェック・ボックスが表示された「使用可能なコンテンツ」パネル
    3. オプション: 必要に応じて、「表のコンテンツを自動的にサイズ変更」チェック・ボックスを選択または選択解除します。

      埋込みWord表とソース参照表またはグリッドとの差異を最小限にするには、「表のコンテンツを自動的にサイズ変更」チェック・ボックスを無効にします。

      このオプションは、「Narrative Reporting」リボン「使用可能なコンテンツ」ボタンを使用することで使用可能なコンテンツを作成するときはデフォルトで有効になります。

    4. 終了したら、「OK」ボタンをクリックして変更を受け入れ、選択した使用可能なコンテンツの編集フィールドを縮小します。

      変更を破棄するには、「取消」ボタン「取消」ボタンをクリックします。

  7. オプション: リファレンス・ドックレット内の使用可能なコンテンツを検索するには、「その他のアクション」ボタン「その他のアクション」ボタンをクリックし、「検索」を選択します(図23-35を参照)。

    図23-35に、「その他のアクション」ボタン(「検索」「再マップ」および「削除」)を選択する際に使用可能なオプションを示します。

    図23-35 アクション・メニュー・オプション(「検索」、「再マップ」および「削除」)が表示された「使用可能なコンテンツ」パネル


    「その他のアクション」ドロップダウン・メニュー・アイテム(「検索」、「再マップ」および「削除」)のオプションを示す「使用可能なコンテンツ」パネル

    たとえば、Visionサンプルを使用して、使用可能なコンテンツの"Metrics"に対して「検索」アクションを選択すると、使用可能なコンテンツを構成する範囲が強調表示されます。図23-36に示すように、範囲はグレーで強調表示され、緑で囲まれています。

    図23-36 シートで強調表示されているサンプルの使用可能なコンテンツ"Metrics"の範囲



  8. オプション: リファレンス・ドックレット内の使用可能なコンテンツを再マップするには:
    1. リスト内の使用可能なコンテンツを選択します。
    2. 「その他のアクション」ボタン「その他のアクション」ボタンをクリックし、「再マップ」を選択します(図23-35を参照)。
    3. 「再マップ」ダイアログで、再マップするコンテンツに関連する「選択」リンクをクリックします。

      まだマップされていない使用可能なコンテンツのリストが表示されます。図23-37では、Consol_BalShtのリストにNet_IncomeとSummary_ISの2つのアイテムが含まれています。

      図23-37 使用可能なコンテンツがマップされていないドロップダウンが表示された「再マップ」ダイアログ


      「再マップ」ダイアログの左側に「埋込みコンテンツ」列、右側に「置換対象」列が表示されています。埋込みコンテンツ・リストの各項目の右側に、「選択」というラベルのリンクがあります。「選択」リンクをクリックすると、コンテンツをマップできるマップされていない範囲が表示されます。この図には、Net_IncomeとSummary_ISというマップされていない2つの範囲が表示されています。
    4. 「選択」ドロップダウン・リストから、再マップ先の使用可能なコンテンツ・アイテムを選択し、「OK」をクリックします。

      選択を行うと、選択した範囲が「置換対象」列に表示されます。

      次の例では、Net_Income範囲が「置換対象」列に表示されています。

      図23-38 ドロップダウンから選択した後の「再マップ」ダイアログ


      「置換対象」列に新たに選択した範囲が表示されている「再マップ」ダイアログの
    5. オプション: 再マップする使用可能なコンテンツ・アイテムごとに、8.aから8.dを繰り返します。
    6. リファレンス・ドックレットの更新がすべて終了したら、ドックレットをアップロードしてチェックインします。