デフォルトの承認ワークフローでのタイム・カードおよび時間入力の処理方法

プロジェクト、給与またはプロジェクトと給与のデータを含むタイム・カードを送信すると、承認ワークフローが開始されます。これらのワークフローは、時間コンシューマ・セット構成に応じて、タイム・カードまたはタイム・カード入力用です。

プロジェクト時間データの場合、デフォルトの承認ワークフローでは、適切なプロジェクトマネージャを特定しようとします。

その個人が誰であるかを判断できる場合、ワークフローは、レビューおよび承認または却下のためにデータをユーザーにルーティングします。
その個人が誰なのかがわからない場合、ワークフローは、レビューおよび承認または否認のためにデータを個人のライン・マネージャにルーティングします。

給与時間データの場合は、デフォルトの承認ワークフローによって合計給与時間がチェックされます。

最大または40時間の場合、ワークフローによってデータが自動的に承認されます。
40時間を超える場合、ワークフローは、レビューおよび承認または否認のためにデータを個人のライン・マネージャにルーティングします。

すべての承認者がタイム・カードを承認すると、承認ワークフローによってタイム・カード・ステータスが「承認済」に変更され、関連する時間データがProject CostingまたはPayrollに転送可能になります。少なくとも1人の承認者がタイム・カードを否認すると、ステータスが「否認済」に変わります。タイム・カードが承認または否認されたことを就業者に通知します。

タイム・カードのデフォルト承認ワークフローの図を次に示します。

タイム・カード入力のデフォルトの承認ワークフローは似ていますが、タイム・カード・ワークフローとは異なります。大きな違いは、時間データがプロジェクト・コスト計算および給与に転送可能になるときです。

プロジェクト時間データの場合、時間入力が承認されるとすぐに、プロジェクト時間データがProject Costingに転送可能になります。
給与時間データの場合、適用可能な承認者は、データが給与に転送される準備が整う前に、タイム・カード期間のすべての入力を承認する必要があります。