ユース・ケース6: 派生列の追加
計算を実行して導出値を表示できるカスタム要素または事前作成済要素を参照する関数または式を使用するフォルダに、導出列を追加できます。
事前作成済サブジェクト領域「SCM - 販売オーダー」の「ディメンション - 顧客販売先」フォルダには、必要な導出列「顧客インデックス」が含まれていません。 このユースケースでは、CASE文関数を使用して計算された「カスタム・インデックス」導出列を、事前作成済の「ディメンション - カスタム販売先」フォルダに追加して、「顧客インデックス」を「販売先顧客」属性に関連付けます。 導出列は「ディメンション - 顧客販売先」ディメンション内に作成されるため、自動的に結合されます。
このユースケースでは、「Fusion SCMアナリティクス」サブスクリプションが必要です。 ただし、このユース・ケースで説明する概念は、他のFusion Data Intelligenceサブスクリプションに適用できます。 ユースケースでは、Autonomous Data Warehouseの事前作成表およびシノニムを参照し、カスタム・データベース表およびビューをモックできます。 指定されたFusion Data Intelligenceサブスクリプションをアクティブ化した場合は、提供されたサンプルを使用できます。 サンプル・オブジェクトを、カスタム表、マテリアライズド・ビュー、ビュー、カスタム・シノニム、データ拡張データセット・シノニムなどの独自のカスタムAutonomous Data Warehouseオブジェクトに置き換えることをお薦めします。
- ディメンション - 顧客販売先フォルダ
- SCM - 販売オーダー事前作成済サブジェクト領域
- MySandbox5Mar25という名前のサンドボックスを作成します。 「サンドボックスの作成」を参照してください。 または、「セマンティック・モデル拡張」ページで既存のサンドボックスを編集します。たとえば、MySandbox5Mar25サンドボックスをクリックします。
セマンティック・モデルへの導出列の追加
論理スターを編集して、カスタム導出列式の式を定義します。 Fx関数を使用して構文支援を行うか、式をコピーして貼り付けるか、手動で入力します。
このステップでは、「ファクト - OM販売オーダー」論理スターを編集して、事前作成済の「ディメンション - カスタム販売先」ディメンションを拡張し、新しい導出列「カスタム・インデックス」を作成します。 実行時に、「カスタム・インデックス」はCASE文関数を実行し、Sold-to-Customer列を評価して、定義されたif-then-else条件に基づいてカスタム値を返します。
セマンティック・モデルでの導出列の表示
サブジェクト領域を変更して新しいカスタム導出列を表示し、表示するフォルダを選択します。
新しい列は、追加先のディメンションに自動的に結合されます。 このステップでは、「SCM - 販売オーダー」サブジェクト領域を変更して、新しい導出列「カスタム・インデックス」を表示し、事前作成済の「ディメンション - カスタム販売先」フォルダに追加します。








