シナリオ16: ファスト・スタート・フェイルオーバーの監視専用モードの使用
監視専用モードでは、構成に実際に変更を加えることなく、使用している構成でファスト・スタート・フェイルオーバーを使用した場合の影響をテストできます。DGMGRLコマンドまたはデータ・ディクショナリ・ビューを使用して、監視専用モードの設定を検証できます。
トピック:
ファスト・スタート・フェイルオーバーの監視専用モードの構成
ファスト・スタート・フェイルオーバーの監視専用モードを構成するには、ENABLE FAST_START FAILOVERコマンドを使用します。
監視専用モードでのログ・ファイルの内容の例
この項では、監視専用モードでファスト・スタート・フェイルオーバーを構成した場合にログ・ファイルに書き込まれるエントリを示します。
例1: ファスト・スタート・フェイルオーバーを開始する必要がある場合
オブザーバ・ログ
A fast-start failover would have been initiated...
Unable to failover since this observer is in observe-only modeブローカ・ログ
Fast-Start Failover cannot proceed because: "observe-only mode"例2: オブザーバまたはターゲット・スタンバイからの応答なしで、起動中にプライマリ・データベースがオープンした
ブローカのログ・ファイル(drc*.log)およびアラート・ログには、次の内容が含まれています。
This database is allowed to open in observe-only mode. An acknowledgement from observer or target standby would have been required in normal FSFO mode.例3: その他のデータベースへのスイッチオーバーまたは手動フェイルオーバー
ブローカのログ・ファイル(drc*.log)およびアラート・ログには、次の情報が含まれています。
FAILOVER to database 'database name' is allowed even though observe-only mode is enabled. It would have been rejected since database 'database name' is a bystander database.ファスト・スタート・フェイルオーバーの監視専用モードの無効化
ファスト・スタート・フェイルオーバーの監視専用モードを終了するには、DISABLE FAST_START FAILOVERコマンドを使用します。最初にファスト・スタート・フェイルオーバーを無効にしてから、OBSERVE ONLY句なしでファスト・スタート・フェイルオーバーを有効にする必要があります。
次のコマンドを使用して、ファスト・スタート・フェイルオーバーの監視専用モードを無効にします。
DGMGRL> DISABLE FAST_START FAILOVER;
DGMGRL> ENABLE FAST_START FAILOVER;ファスト・スタート・フェイルオーバーが監視専用モードではなく有効になります。