B.1 ナビゲーション・コントロール関数
ナビゲーションをコントロールするMapViewer JavaScript関数には、次のようなものがあります。
recenter(x, y)は、現在のSVGマップの中心点を設定します。xおよびyの値は、新しい中心点の座標(ピクセル単位)を指定します。これは、SVGビューア・ウィンドウの中心に表示されるSVGマップ内のポイントです。SVGビューア・ウィンドウは、SVGビューアで表示されたWebブラウザ内のグラフィック領域です。中心点の座標はSVGマップ画面の座標系で定義され、マップの左上角の(0, 0)から、右下角の(幅, 高さ)の間の値です。
setZoomRatio(zratio)は、現在のマップの表示ズーム比を設定します。この関数は、SVGマップのズームインまたはズームアウトに使用できます。(マップの中心点は変更されません。) ズームする前の元のマップのズーム比は1で、ズーム比の値が大きい場合、SVGマップは拡大表示されます。マップのズーム比は、事前定義済のズーム・レベルに合わせた値に設定する必要があります。たとえば、
zoomlevelsの値が4で、zoomfactorの値が2の場合、ズーム・レベル0、1、2および3でのマップのズーム比はそれぞれ1、2、4および8となるため、この例ではzratioパラメータの値を1、2、4または8に設定します。事前定義済ズーム・レベルの詳細は、「map_requestの属性」のzoomlevels属性、zoomfactor属性およびzoomratio属性の説明を参照してください。
親トピック: SVGマップのJavaScript関数