7.2.19 rmtemplate

Exascaleテンプレートを削除します。

構文

rmtemplate { --vault vault | --cluster }
           { --file-type file-type | --name template-name } 
           [{ -w | --wallet } wallet-location ] 
           [{ -T | --trace } trace-level ]
           [{ -j | --json } [ --compact ]]

コマンド・オプション

rmtemplateコマンドのオプションは、次のとおりです:

  • --vault: 削除するテンプレートに関連付けられたボールトを識別します。

  • --cluster: クラスタ・テンプレートの削除を指定します。

  • --file-type: 指定されたファイル・タイプに関連付けられたテンプレートを削除します。

  • --name: 指定された名前のユーザー定義テンプレートを削除します。

  • -w--wallet: オプションで、Exascaleウォレット・ディレクトリへのパスを指定します。

  • -T--trace: オプションで、トレースを有効にし、トレース・レベル(trace-level)を1 (最小トレース)、2 (中程度のトレース)または3 (最大トレース)に設定します。トレース・レベルが指定されていない場合は、デフォルトで最小トレースが有効になります。

    トレース・ファイルは、次のリストの最初のアクセス可能な場所に書き込まれます:

    1. $ADR_BASE環境変数が設定されている場合:

      $ADR_BASE/diag/EXC/xsh_<user-name>/<host-name>/trace/xsh_<date>.trc
    2. /var/log/oracle/diag/EXC/xsh_<user-name>/<host-name>/trace/xsh_<date>.trc
    3. /tmp/diag/EXC/xsh_<user-name>/<host-name>/trace/xsh_<date>.trc
  • -j--json: 出力をJSON形式で表示します。

  • --compact: JSON形式の出力を、空白および改行なしのコンパクト形式で表示します。

使用上のノート

このコマンドを使用する際は、次の情報に注意してください:

  • ファイル・タイプに関連付けられているクラスタ・テンプレートの削除は許可されていません。このため、同じコマンドで--clusterオプションと--file-typeオプションを指定することはできません。

例7-34 Exascaleテンプレートの削除

次の例では、my-dataボールトに関連付けられているmy-templateという名前のユーザー定義テンプレートを削除します。

$ xsh rmtemplate --vault my-data --name my-template