7.2.22 strings
Exascaleファイル内の出力可能な文字の文字列を表示します。
構文
strings [ -n num ] [ --aio=naio ]
file-name
[{ -w | --wallet } wallet-location ]
[{ -T | --trace } trace-level ]コマンド・オプション
stringsコマンドのオプションは、次のとおりです:
-
file-name: 処理するファイルを指定します。
-
-n: オプションで、出力文字列の最小長を指定します。デフォルト値は4です。 -
--aio: コマンドの処理に使用される非同期I/Oチャネルの数を指定します。非同期I/Oを使用すると、コマンドでI/O操作を開始し、I/Oの完了を待機(ブロック)せずに他のタスクの実行を続行できます。デフォルト値は4で、通常はパフォーマンスとリソースの使用率が最適なバランスになります。 -
-w、--wallet: オプションで、Exascaleウォレット・ディレクトリへのパスを指定します。 -
-T、--trace: オプションで、トレースを有効にし、トレース・レベル(trace-level)を1(最小トレース)、2(中程度のトレース)または3(最大トレース)に設定します。トレース・レベルが指定されていない場合は、デフォルトで最小トレースが有効になります。トレース・ファイルは、次のリストの最初のアクセス可能な場所に書き込まれます:
-
$ADR_BASE環境変数が設定されている場合:$ADR_BASE/diag/EXC/xsh_<user-name>/<host-name>/trace/xsh_<date>.trc /var/log/oracle/diag/EXC/xsh_<user-name>/<host-name>/trace/xsh_<date>.trc/tmp/diag/EXC/xsh_<user-name>/<host-name>/trace/xsh_<date>.trc
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例
例7-41 Exascaleファイル内の出力可能な文字列の表示
次の例では、@my-data/my-fileに含まれる出力可能な文字列を標準出力に表示します。
$ xsh strings @my-data/my-file
関連トピック
親トピック: XSHコマンド・リファレンス