4 Oracle GoldenGate Microservicesのスタート・ガイド
Oracle Cloud Marketplace上でOracle GoldenGate Microservicesをデプロイした後は、Oracle GoldenGateの最新リリースにアクセスできます。
Oracle GoldenGateコンピュート・ノードへの接続
ノート:
インスタンスにパブリックIPアドレスがある場合は、それを使用してSSH接続できます。インスタンスにプライベートIPアドレスのみがある場合は、要塞サービスを使用して、要塞セッションを開始し、インスタンスにSSH接続します。IPアドレスを識別するには:
- Oracle Cloudコンソールにログインします。
- 「計算」 -> 「インスタンス」を選択します。
- コンピュート・ノードのハイパーリンク名を選択します。IPアドレスは、「インスタンス・アクセス」の下にリストされます。
- Oracle GoldenGateが実行されているコンピュート・ノードにアクセスするには、SSHを使用して
opcアカウントとして接続します。opcアカウントを使用してノードにアクセスする方法の詳細は、インスタンスへの接続を参照してください。
ssh -i private-key-filename opc@public-id-address次に、サービス・マネージャに接続する前に管理者パスワードが必要です。
データベース用のOracle GoldenGate Microservicesの設定
Oracle GoldenGate Microservicesの使用を開始する前に、ご使用の環境が完全でありデータをレプリケートする準備が整っていることを確認するために、データベース・プラットフォームに応じていくつかのタスクを実行する必要があります。
DB2 z/OS用の設定
- IBM Data Server Driver for ODBC and CLI v10.5以降
- IBM Data Server Runtime Client v10.5以降
- IBM Data Server Client v10.5以降
- DB2 Connect v10.5以降
これらのドライバの詳細は、『Oracle GoldenGate Microservicesドキュメント』のDB2 z/OS - インストール・オペレーティング・システムの選択を参照してください。
環境変数の設定
Oracle GoldenGate Microservicesインスタンスをプロビジョニングし、接続ドライバをインストールした後、次の手順に従ってデプロイメントの環境変数を編集し、サービスを再起動します。
環境変数を設定するには:トピック:
Oracle用の設定
Oracle Cloud MarketplaceのOracle GoldenGateイメージには、Oracle Databaseのすべてのサポート対象バージョン用のOracle Database Clientソフトウェアとともに、最新のOracle GoldenGateリリースが含まれています。
Oracle GoldenGateでサポートされているOracle Databaseプラットフォームについては、最新の動作保証マトリックスを参照してください。
インスタント・クライアント・ディレクトリへのLD_LIBRARY_PATHやTNS_ADMINなどの環境変数の設定の詳細は、『Oracle GoldenGate Microservicesドキュメント』のOGGCAユーザー・デプロイメントを参照してください。
MySQL用の設定
MySQLデータベースに対するデータのレプリケートを開始する前に、『Oracle GoldenGate Microservicesドキュメント』のOracle GoldenGateのためのMySQLの準備およびMySQL: サポート対象の理解で、インスタンス、データベースおよびユーザーの要件を確認してください。
PostgreSQL用の設定
必要なPostgreSQLクライアント・ライブラリは、Oracle GoldenGate Microservices for Non-Oracle (PostgreSQL)コンピュート・ノードに事前インストールされていないため、OCI MarketplaceでOracle GoldenGate for PostgreSQLのマイクロサービス・インストールを使用する前に、手動でインストールし、構成する必要があります。
必要なパッケージは、https://www.postgresql.org/download/にあります。Linuxオペレーティング・システム・ファミリおよびRed Hat/Rocky/CentOSディストリビューションを選択し、指示に従ってPostgreSQL Yumリポジトリと統合します。PostgreSQLバージョンを選択する場合は、ソースまたはターゲットのPostgreSQLデータベースのバージョンに基づいてバージョンを選択します。プラットフォームの場合は、Red Hat Enterprise、CentOS、Scientific or Oracle version 7を選択し、アーキテクチャにx86_64を選択します。
Linuxインストール・パッケージのpostgresqlversion#-libsモジュールをインストールします。
たとえば:
# Install the repository RPM: sudo yum install -y https://download.postgresql.org/pub/repos/yum/reporpms/EL-7-x86_64/pgdg-redhat-repo-latest.noarch.rpm # Install PostgreSQL: sudo yum install -y postgresql13-libs
環境変数の設定
PostgreSQLのインスタンスをプロビジョニングし、接続ドライバをインストールした後、次の手順に従ってデプロイメントの環境変数を編集し、サービスを再起動します。
-
ブラウザを開き、Oracle GoldenGate Service Managerに接続します。OCI MarketplaceのURLの形式は次のとおりです:
https://public_ip_address -
Oracle GoldenGate管理のユーザー名とパスワードを入力し、サインインしてサービス・マネージャのホームページを表示します。
-
サービス・マネージャのホームページの「デプロイメント」ページで、デプロイメントを探します。
-
デプロイメント名をクリックし、「構成」をクリックします。
-
「環境変数」の横の+記号をクリックし、PostgreSQLクライアントのライブラリ・インストール
libフォルダとOracle GoldenGateのインストールlibフォルダの「値」を持ったLD_LIBRARY_PATHという新しい「名前」エントリを作成します。たとえば:
/usr/pgsql-13/lib:/u01/app/ogg/lib -
「追加」および「変更の保存」をクリックします。
-
前のステップを繰り返して、
ODBCINIという別の「名前」エントリを/etc/odbc.iniの値で追加します。 -
「追加」および「変更の保存」をクリックします。
-
新しい変数を有効にするには、サービス・マネージャの「概要」ページに戻り、デプロイメントの「アクション」ドロップダウンで、ステータスに応じて「開始」または「再起動」をクリックします。
ソース・データベースおよびターゲット・データベースとしてクラウド・データベースを使用する場合、Oracle GoldenGate for PostgreSQLリリース21.14から上位バージョンにアップグレードする際は、ODBCINIやLD_LIBRARY_PATHなどの環境変数を再度設定する必要があります。
次のステップを実行して、アップグレード後に環境変数を設定します:
-
JSONファイルを作成して、環境変数とその値をリストします。
たとえば:
{ "environment": [ { "name": "ODBCINI", "value": "/home/opc/odbc.ini" }, { "name": "LD_LIBRARY_PATH", "value": "/u01/app/ogg/lib/:/usr/pgsql-11/lib:$LD_LIBRARY_PATH" } ]} -
次の
curlコマンドを実行して環境変数を設定します:curl -o output.json --request PATCH 'https://ogg instance name/services/v2/deployments/MarketPlace?root=deployments&deployment=deploymentInfo&name=MarketPlace' -u 'ogg username':'ogg password' --header 'Content-Type: application/json' -d@JSON file --insecure
管理サービスの開始
DB2やSQL ServerなどのOracle GoldenGate Microservicesの一部のインストールでは、コンピュート・ノードにデータベースのクライアント・ドライバをインストールするように前のステップで指示されていました。インストール後、インスタンスの管理サービスを手動で開始する必要があります。
管理サービスを開始するには:
- サービス・マネージャのログイン・ページに移動します。環境のコンピュート・ノード情報の検索を実行したときに取得したパブリックIPアドレス:
https://public_ip_addressを使用して、サービス・マネージャ・ページにアクセスできます。 - 「サービス」で、管理サービスの「アクション」ドロップダウンを使用し、「開始」を選択します。
ユーザー・アカウントの作成
Oracle GoldenGate Microservicesデプロイメントを保護するには、Oracle GoldenGateユーザーの新しいユーザー・アカウントを作成し、実行する予定の機能ロールに各アカウントを割り当てることを検討する必要があります。これらのロールは次のとおりです。
- セキュリティ
- 管理者
- オペレータ
- ユーザー
Oracle GoldenGateユーザーには、自身の定義されているアクセス・レベルに応じたアクセス権限のみが与えられています。Oracle GoldenGateセキュリティ・フレームワークがどのように使用されるかの詳細は、『Oracle GoldenGate Microservicesドキュメント』のOracle GoldenGateの認証および認可を参照してください。
トピック:
サービス・マネージャでのユーザーの作成
管理者としてサービス・マネージャにログインした後、管理者、オペレータ、ユーザーなどの様々なロールを持つユーザーを作成できます。セキュリティ・ロールを持つユーザーは、すべてのマイクロサービスを管理できます。
サービス・マネージャでユーザーを作成するには:- サービス・マネージャのログイン・ページに移動します。環境のコンピュート・ノード情報の検索を実行したときに取得したパブリックIPアドレス:
https://public_ip_addressを使用して、サービス・マネージャ・ページにアクセスできます。 /home/opc/ogg-credentials.jsonファイル内にあるoggadminユーザーとそのパスワード資格証明を使用してログインします。- 左上隅にあるメニュー・アイコンをクリックしてメニュー・セクションを開きます。
- メニューから「ユーザー管理」オプションを選択します。
- 「ユーザー」画面で、プラス(+)アイコンを選択して新規ユーザーを追加します。
- すべての必須フィールドに入力します。
- 「発行」をクリックして新規ユーザーを作成します。
管理サービスでのユーザーの作成
管理者としてOracle GoldenGate Microservices管理サービスにログインした後で、デプロイメントを管理する、管理者、オペレータまたはユーザーのロールを持つ新規ユーザーを作成できます。
管理サービスでユーザーを作成するには:
- セキュリティ・ロール・ユーザー(oggadmin)の資格証明を使用して管理サービスにログインします。
- 左上隅のメニュー・アイコンをクリックしてメニューを開きます。
- メニューから、「ユーザー管理」オプションを選択します。
- 「ユーザー」画面で、プラス(+)アイコンを選択して新規ユーザーを作成します。
- すべての必須フィールドに詳細を入力し、「発行」をクリックします。
ノート:
パスワードは、8から30文字の長さにし、少なくとも1つの大文字、1つの小文字、1つの数字および1つの特殊文字を含める必要があります。$、^、?などの特殊文字は使用できません。デフォルトの管理者パスワードの変更
oggadminなどの重要なアカウントのパスワードを変更することは、Oracle GoldenGate Microservicesデプロイメントの保護において最優先事項です。oggadminのパスワードを変更するには、まずサービス・マネージャで変更してから管理サービスで変更する必要があります。
このトピックの内容は次のとおりです。
サービス・マネージャの管理者パスワードの変更
サービス・マネージャの管理者パスワードを変更するには:
- サービス・マネージャのログイン・ページに移動します。環境のコンピュート・ノード情報の検索を実行したときに取得したパブリックIPアドレスを使用して、「Service Manager」ページにアクセスできます。
https://public_ip_address /home/opc/ogg-credentials.jsonファイル内にあるoggadminユーザーとそのパスワード資格証明を使用してログインします。- 左上隅にあるメニュー・アイコンを選択してメニューを開きます。
- メニューから「ユーザー管理」オプションを選択します。
- 「ユーザー」画面で、「アクション」列の下にある鉛筆アイコンを選択します。
- oggadminユーザーのパスワードを更新し、「発行」をクリックします。
パスワードが正常にリセットされると、現行ユーザーはログアウトされます。
- 新しいパスワードを使用してサービス・マネージャに再度ログインします。
ノート:
パスワードは、8から30文字の長さにし、少なくとも1つの大文字、1つの小文字、1つの数字および1つの特殊文字を含める必要があります。$、^、?などの特殊文字は使用できません。管理サービスの管理者パスワードの変更
Oracle GoldenGate Microservicesサービス・マネージャのセキュリティ・ロール・ユーザーのパスワードを変更した後、基礎となるデプロイメントでそのセキュリティ・ロール・ユーザーのパスワードを変更する必要があります。
管理サービスの管理者パスワードを変更するには:
- 「サービス・マネージャ」の左側のナビゲーション・ペインで、「デプロイメント」をクリックし、デプロイメント名を選択します。
- 「デプロイメント」ページで「管理サービス」をクリックして、デプロイメントの管理サービスWebインタフェースを開きます。
- 次の場所で使用可能なoggadminユーザー資格証明を使用してログインします。
/home/opc/ogg_credentials.json - 左上隅にあるメニュー・アイコンを選択してメニューを開きます。
- メニューから「ユーザー管理」オプションを選択します。
- 「ユーザー」画面で、「アクション」列の下にある鉛筆アイコンを選択します。
- oggadminユーザーのパスワードおよび情報のセクションの必須情報を更新し、「発行」をクリックします。
パスワードが正常にリセットされると、現行ユーザーはログアウトされます。
- 新しいパスワードを使用して管理サービスに再度ログインします。
ノート:
パスワードは、8から30文字の長さにし、少なくとも1つの大文字、1つの小文字、1つの数字および1つの特殊文字を含める必要があります。$、^、?などの特殊文字は使用できません。GGSCHEMAのデフォルト値の変更
ggadminのデフォルトのGGSCHEMAが作成されます。
ノート:
SQLServerデータベースのスキーマ値がggadminでない場合、Oracle GoldenGateにエラーが表示されます。
SQL Serverなどの一部のデータベースでは、デプロイメントをソース・データベースおよびターゲット・データベースに接続する際に、Oracle GoldenGateでデータベースにオブジェクトを作成する必要があります。これらは、特に指定がないかぎり、ggadminスキーマを使用して作成されたオブジェクトです。
つまり、ソース・データベースまたはターゲット・データベースでは、サプリメンタル・ロギング(TRANDATA)の追加、ハートビート表の作成およびチェックポイント表の作成の前にggadminというスキーマを作成する必要があります。
デフォルトのggadminスキーマのかわりに別のスキーマを使用する場合は、『Oracle GoldenGate Microservicesドキュメント』ガイドのパラメータ・ファイルの作成に記載されているステップに従って、値を手動で変更できます。
GGSCHEMA値を変更した後、これらのプロセスで新しいスキーマを認識するには、管理サービスおよび既存のExtractとReplicatを再起動する必要があります。