14 データ統合の簡略化されたユーザー・インタフェースの使用

データ統合は、データ管理タスクのための簡略化されたユーザー・インタフェースで、レガシー・ユーザー・インタフェース機能全体に対する追加機能は、数回のリリースによって段階的に導入されます。

データ統合を使用して、「データ管理」で実行した一部のタスクを実行できます。「データ統合」にアクセスするには、「アプリケーション」の下の「データ交換」カードを使用します。

「データ統合」を使用して実行できるAccount Reconciliation関連の一部のタスクは次のとおりです:

  • 管理者は、変更された残高を同じ場所の既存のデータとマージするデータ・ロード定義を作成するときに、マージ・モード・オプションを使用してAccount Reconciliationでデータ・ロードを実行できます。これにより、最後にデータがAccount Reconciliationにロードされてから少数の残高のみ変更されている場合に、データ・ファイル全体をロードする必要がなくなります。必要な設定を行うには、「データ交換」「データ統合」にある「ディメンションのマッピング」でマージIDを作成します。

  • Account Reconciliationでは、アプリケーションを作成できるデータ統合のアプリケーション機能(「データ交換」カードから利用可能)を使用できます。データ統合の「アプリケーション」オプションは、データ管理の「ターゲット・アプリケーション」オプションの既存の機能を共有し、最新のルック・アンド・フィールおよびレスポンシブ・デザインによってエクスペリエンスを強化します。

    たとえば、トランザクション照合の場合は、データ・ソースのカテゴリを選択し、勘定科目照合仕訳、調整、または銀行ファイルをタイプとして選択できます。データ・エクスポートのカテゴリを選択し、照合コンプライアンス・トランザクションまたはトランザクション照合データ・ソースを選択することもできます。

  • 「データ交換」カードの下にあるEPM統合エージェント機能にアクセスできます。EPM統合エージェントを使用して、オンプレミス・データ・ソースからデータを抽出し、そのデータをOracle Enterprise Performance Management Cloudに直接ロードできます。

    EPM統合エージェントにアクセスするには、Oracle Enterprise Performance Managementデータ統合の管理ガイドのEPM統合エージェントを参照してください。