サービス管理者は、エクスポートおよびインポート機能を使用して、環境間で個々のアーティファクトを移行できます。
移行に加えて、この機能はユーザー・エラーによって1つ以上のアーティファクトが破損した場合にも使用できます。インポートを使用して、アプリケーション内の他のアーティファクトには影響を与えずに、影響を受けるアーティファクトのみを更新できます。
エクスポートした個々のアーティファクトは、以前のリリースまたは将来のリリースの環境にインポートできます。これにより、本番環境の前にテスト環境がアップグレードされた場合に、アーティファクトをテストから本番に移動できます。1つ以上のアーティファクトのスナップショットを作成する場合、これらのアーティファクトのみをターゲット環境にインポートできることに注意してください。
「移行」カードの「カテゴリ」タブで、「バックアップ」オプションを使用して、リストされた3つのカテゴリ: 「データ管理」、「Financial Close Management」および「グループとメンバーシップ」のすべての情報を含むスナップショット・ファイルを作成します。「Financial Close Management」カテゴリが完全に展開されている場合、サービス管理者は個々のAccount Reconciliationアーティファクトを選択し、選択したアーティファクトのみを含むエクスポート・ファイルを「エクスポート」を使用して作成できます。バックアップまたはユーザー作成のエクスポートを使用すると、次のことができます:
スナップショットの移行の詳細は、ナビゲータを使用したAccount Reconciliationのスナップショットの移行を参照してください。
個々のアーティファクトの移行に関するベスト・プラクティス
個々のアーティファクトを移行するユース・ケースは次のとおりです:
エクスポートおよびインポートできるアーティファクト・タイプ
エクスポートしてインポートできるアーティファクト・タイプは次のとおりです:
システム通知のセットのみが含まれます。個々のユーザーが作成した通知は含まれません。
Note:
次のアーティファクト・タイプの場合、スナップショットまたはバックアップをインポートすると、インポートしたスナップショットまたはバックアップ内のアーティファクトによって既存のアーティファクトが上書きされます:Note:
「グローバル設定」を選択すると、「アプリケーション」->「構成」->「システム設定」から次の設定のみがエクスポートされます: