個々のAccount Reconciliationアーティファクトの移行について

サービス管理者は、エクスポートおよびインポート機能を使用して、環境間で個々のアーティファクトを移行できます。

移行に加えて、この機能はユーザー・エラーによって1つ以上のアーティファクトが破損した場合にも使用できます。インポートを使用して、アプリケーション内の他のアーティファクトには影響を与えずに、影響を受けるアーティファクトのみを更新できます。

エクスポートした個々のアーティファクトは、以前のリリースまたは将来のリリースの環境にインポートできます。これにより、本番環境の前にテスト環境がアップグレードされた場合に、アーティファクトをテストから本番に移動できます。1つ以上のアーティファクトのスナップショットを作成する場合、これらのアーティファクトのみをターゲット環境にインポートできることに注意してください。

「移行」カードの「カテゴリ」タブで、「バックアップ」オプションを使用して、リストされた3つのカテゴリ: 「データ管理」「Financial Close Management」および「グループとメンバーシップ」のすべての情報を含むスナップショット・ファイルを作成します。「Financial Close Management」カテゴリが完全に展開されている場合、サービス管理者は個々のAccount Reconciliationアーティファクトを選択し、選択したアーティファクトのみを含むエクスポート・ファイルを「エクスポート」を使用して作成できます。バックアップまたはユーザー作成のエクスポートを使用すると、次のことができます:

  • 完全インポートの実行
  • 選択した個々のアーティファクトのインポート

スナップショットの移行の詳細は、ナビゲータを使用したAccount Reconciliationのスナップショットの移行を参照してください。

エクスポートおよびインポートできるアーティファクト・タイプ

エクスポートしてインポートできるアーティファクト・タイプは次のとおりです:

  • 勘定科目タイプ
  • 経過期間プロファイル
  • 属性
  • カレンダ
  • 通貨
  • 通貨バケット
  • フィルタ
  • フォーマット
  • 頻度
  • グローバル統合トークン
  • グローバル設定
  • 休日ルール
  • 照合タイプ
  • 組織単位
  • 期間
  • パワー・ユーザーのセキュリティ
  • プロセス
  • レート・タイプ
  • レポート・グループ
  • レポート問合せ
  • レポート
  • リスク評価
  • 保存済ビュー
  • チーム

Note:

次のアーティファクト・タイプの場合、スナップショットまたはバックアップをインポートすると、インポートしたスナップショットまたはバックアップ内のアーティファクトによって既存のアーティファクトが上書きされます:
  • 勘定科目タイプ
  • 経過期間プロファイル
  • 通貨バケット
  • 頻度
  • グローバル統合トークン
  • グローバル設定
  • プロセス
  • リスク評価

Note:

「グローバル設定」を選択すると、「アプリケーション」->「構成」->「システム設定」から次の設定のみがエクスポートされます:

  • ガバナー: 最大アップロード・サイズ(MB)を選択します
  • 日時: 照合期限のリマインダ     
  • データ・ロード: Data Managementデータ・ロード・ルールが終了するまでの待機時間数
  • レビュー担当者レベル: レビュー担当者レベル