Account Reconciliationは、ジョブ・キューを使用して、照合コンプライアンスおよびトランザクション照合ジョブの順序付けおよび実行を管理します。
特定のタイプのジョブ(「照合の作成」と「プロファイルのインポート」など)を同時に実行すると、これらのジョブによって同じデータが影響を受けるため、競合が発生する可能性があります。複数のジョブを同時に実行するとき、ジョブ・キューは発生する可能性がある競合を管理します。ユーザーは任意の数のジョブを同時に作成できます。たとえば、一連のデータ・ロード・ジョブ、「プロファイルのインポート」ジョブ、およびその他のジョブ。これらのジョブはジョブ・キューに追加されます。Account Reconciliationでは、ジョブ間で発生する可能性がある競合が分析されます。進行中のジョブと競合しないジョブはすぐに実行されます。ジョブが進行中のジョブと競合する場合、このジョブはジョブ・キューに追加され、そのステータスは「保留中」に設定されます。
照合コンプライアンスでは、ジョブ詳細ダイアログでユーザー・ジョブに関する追加情報が提供されます。「パラメータ」セクションには、ユーザー作成のジョブの詳細が表示され、含まれる情報はジョブのタイプによって異なります。「ステータス」にはジョブの現在のステータスが表示されます。発生する可能性がある競合ジョブの完了を待機しているためにジョブが保留中の場合、「待機中」に進行中のジョブの名前が表示されます。
スケジュールされたジョブの実行中にシステム・シャットダウンがある場合、そのジョブはシステムの起動後に再開されます。システム再起動または自動メンテナンス・ウィンドウ(AMW)によって中断されたユーザー作成のジョブは、自動的に取り消され、そのステータスは「取消済」に設定されます。
ジョブがエラーになるか、進行中の競合ジョブの完了を待っている場合、ジョブを作成したユーザーに電子メール通知が送信されます。
Account Reconciliationジョブのステータス
Account Reconciliationジョブの可能なステータスは、次のいずれかです:
Note:
別のジョブの完了を待機中のトランザクション照合ジョブには、「遅延」ステータスではなく「保留中」ステータスが使用されます。ジョブ・サマリー・パネル
「サマリー(分)」パネルは「ジョブ」ページの右側に表示されます。このパネルには、システムおよびユーザー作成のジョブを含めて、実行されたジョブに関する情報が表示されます。ジョブのタイプごとに、詳細には所要時間合計(分)、平均所要時間(分)および実行されたジョブ数が含まれます。
パネルのドロップダウン・リストを使用して、表示されるジョブの時間範囲を選択します。たとえば、「過去24時間」、「過去7日間」、「過去30日間」、「過去60日間」です。60日が経過したジョブに関する情報がジョブ・サマリー・パネルからパージされます。
照合コンプライアンス・ジョブのジョブ・サマリー・パネル:
「タイプ」列を使用して、表示されるジョブ・データをフィルタ処理できます。デフォルトでは、「タイプ」フィルタによって「システム・メンテナンス」ジョブおよび「電子メール通知」ジョブが除外されます。必要に応じて、これらのタイプを選択して含むことができます。
トランザクション照合ジョブのジョブ・サマリー・パネル: