10 自動照合の実行

トランザクション照合の使用時には、様々な時点で自動照合を実行できます。

  • トランザクションのインポートが終わったときに自動照合を実行できます。
  • その他どのようなときでも、ユーザー・インタフェースを使用して自動照合を実行できます。

自動照合を実行するには、トランザクション照合のフォーマットに基づく1つ以上のプロファイルへのアクセス権が必要です。パワー・ユーザーの場合、「パワー・ユーザーのセキュリティ」タブでフィルタを使用して、必要なプロファイルへのアクセス権を割り当てます。Account Reconciliationでのパワー・ユーザーのセキュリティを参照してください。ユーザーの場合、「ワークフロー」タブを使用して、必要なプロファイルへのアクセス権を割り当てます。プロファイル・ワークフローの割当てを参照してください。

注:

自動照合の実行中は、照合タイプ全体がロックされます。この一時的なロックをユーザーに警告するメッセージが表示されます。

自動照合を実行するには:

  1. ホームから、「アプリケーション」「ジョブ」の順に選択します。

    「ジョブ」リストが表示されます。

  2. 「トランザクション照合」を選択して、トランザクション照合ジョブを表示します。「アクション」ドロップダウンに「自動照合の実行」オプションが表示された「ジョブ履歴」タブのスクリーンショット
  3. 「アクション」ドロップダウンから「自動照合の実行」を選択します。

    注:

    サブセット・ルールの場合、「1」側の照合からの未照合トランザクションの照合中に、自動照合では、「多」側の照合の金額およびトランザクションID順の最初の750件の未照合トランザクションが考慮されます。750件を超える可能な照合が照合の「多」側にある場合、残りの未照合トランザクションは照合プロセスで考慮されない可能性があります。サブセット・ルールの自動照合のパフォーマンスを改善するには、次の操作を行うことができます:

    • 照合を一意に識別できる属性を使用して、1つ以上のルール(サブセット・ルールを除く)を作成し、サブセット・ルールより前に実行するようにこのルールを構成します
    • 照合する必要があるトランザクションを一意に識別するために、サブセット・ルールのルール条件に追加属性を含めます。

自動照合を実行したら、照合候補を確認し、必要な手動照合と調整の作業を行います。