照合の送信、承認および却下

策定者は、照合に対する作業が終了したら、レビュー用に照合を送信します。レビュー用に照合を送信できるのは、策定者のみです。策定者は、照合を送信する前に、すべての必須質問に回答し、必須として構成されたすべてのカスタム属性に値を指定する必要があります。「説明なし差異は0である必要があります」オプションが有効である場合、策定者が照合を送信するには、「残高のサマリー」表の「説明なし差異」属性行がすべてゼロであることが必要です。

  • 策定者が照合を送信すると、責任がワークフローの最初のレビュー担当者に移動し、ステータスが「オープン(レビュー担当者)」に変化します。電子メール通知がレビュー担当者に送信されます。照合にレビュー担当者が存在しない場合、ステータスは「クローズ済」に変化します。

  • レビュー担当者が照合を承認すると、責任がワークフローの次のレビュー担当者に移動し、そのレビュー担当者が存在すれば、ステータスは「オープン(レビュー担当者)」のままです。電子メール通知がレビュー担当者に送信されます。照合に他のレビュー担当者が存在しない場合、ステータスは「クローズ済」に変化します。

  • レビュー担当者が照合を却下すると、責任は策定者に戻され、ステータスは「オープン(策定者あり)」に変化します。レビュー担当者は、却下した照合にコメントを追加する必要があります。

レビュー担当者は、注意が必要なトランザクションにフラグを設定できます。フラグが設定されたトランザクションには、策定者が簡単に見つけることができるように、フラグ・アイコンが表示されます。レビュー担当者は、自分のコメントのみを削除できます。ただし、照合ステータスが「クローズ済」に変更された後は、コメントを削除できません。

注:

ある策定者またはレビュー担当者が照合での作業を完了し、次に別の策定者またはレビュー担当者がその照合に割り当てられた場合、システムには、現在割り当てられているユーザーに加えて、元の策定者またはレビュー担当者が「策定者(実際)」または「レビュー担当者(実際)」として表示されます。策定者またはレビュー担当者がチームに存在しなくなった場合も同様です。

照合を送信、承認または却下するには

  1. 照合を選択します。
  2. 「アクション」「オープン」の順に選択します
  3. 照合を送信承認または却下します。

複数の照合を一度に送信、承認または却下するには

注:

サービス管理者がこの機能を使用可能にする必要があります。使用可能な場合、ユーザーは、送信承認または却下のうち、1つ以上のアクションを実行できます。
  1. 「照合」から、送信、承認または却下する照合を1つ以上選択します。
  2. 「アクション」から「更新」を選択し、すべての照合に対して実行するアクション(「送信」「承認」または「却下」)を選択します。