7 照合のレビュー

各照合には、1レベル以上のレビューを含むワークフローが定義されています。

  1. 策定者が、照合を実行します。これには、勘定科目残高の検証や、すべての必須ドキュメントの提供が含まれます。策定者は作業が終了したら、照合を送信します。レビュー用に照合を送信できるのは、策定者のみです。

    策定者は、照合を送信する前に、すべての必須質問に回答し、必須として構成されたすべてのカスタム属性に値を指定する必要があります。「説明なし差異は0である必要があります」オプションが有効である場合、策定者が照合を送信するには、「残高のサマリー」表の「説明なし差異」属性行がすべてゼロであることが必要です。

  2. 準備が完了すると、照合は、すべてのレビューが完了するまで、割り当てられたレベルのレビューを繰り返し実行します。策定者が照合を送信すると、責任がワークフローの最初のレビュー担当者に移り、ステータスが「オープン(レビュー担当者)」に変わります。電子メール通知がレビュー担当者に送信されます。照合にレビュー担当者が存在しない場合、ステータスは「クローズ済」に変化します。
  3. 照合を承認するには、レビュー担当者は必要な質問に回答し、必要なカスタム属性に値を指定する必要があります。レビュー・プロセスでレビュー担当者はコメントを追加したり、ドキュメントを添付できますが、照合が承認されてクローズされると、コメントを削除することはできません。レビュー担当者が照合を策定した場合、レビュー担当者はその照合を承認できないことに注意してください。
  4. レビュー担当者が照合を却下すると、責任は策定者に戻され、ステータスが「オープン(策定者)」に戻ります。レビュー担当者は、却下した照合にコメントを追加する必要があります。

レビュー担当者は、注意が必要なトランザクションにフラグを設定できます。フラグが設定されたトランザクションには、策定者が簡単に見つけることができるように、フラグ・アイコンが表示されます。レビュー担当者は、自分のコメントや他のレビュー担当者が追加したコメントを削除できます。ただし、照合ステータスが「クローズ済」に変更された後は、コメントを削除できません。

注:

管理者が機能を有効にしている場合、策定者およびレビュー担当者は照合を再度オープンし、修正をしてワークフローを自分に戻すことができます。

照合を承認または却下するには:

  1. 照合を選択します。
  2. 「アクション」「オープン」の順に選択します。
  3. 照合を承認または却下します。照合を却下する場合、却下を説明するコメントを追加する必要があります。

照合の確認のビデオを見る

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照合のレビューのビデオのリンク