カスタマイズ可能なガバナー制限の設定

様々なシステム設定に対してデフォルトのガバナー制限が設定されます。サービス管理者は、ビジネス要件に基づいてこれらのデフォルト値を変更できます。

更新可能なガバナー制限には次のものがあります:

  • 照合、トランザクション、プロファイル、照合リスト、照合アクション・ダイアログに表示する行の最大数、およびエクスポートできる監査レコードの最大数
  • ファイルをアップロードする際の個々のファイルの最大サイズ

Account Reconciliationのガバナーを設定するには:

  1. 「ホーム」から、「アプリケーション」「構成」「設定」の順にクリックします。
  2. 「システム設定」で、「ガバナー」をクリックします。
  3. 「リストに表示するアイテムの最大数」で、ドロップダウンを使用して、照合、トランザクション、プロファイル、照合リスト、照合アクション・ダイアログに表示する行の最大数の値、およびエクスポートできる監査レコードの最大数を設定します。デフォルト値は10000で、最大値は500000です。
  4. 「最大ファイル・アップロード・サイズを選択してください」で、ユーザーがアップロードできる個々のファイルの最大サイズの値を選択します。デフォルトは5 MBです。

    個々のファイルの最大サイズは20 MBです。保存できるファイルの最大数はありません。ただし、次のファイル拡張子のファイルはアップロードできません: exe、com、cmd、bin、bat、msi、vbs、sh、class、jsp、js、ear、war、py、rpm、so、propertiesおよびconfig。Account Reconciliationでは、zip slipを含むファイルはアップロードをブロックされます。

    Note:

    個々のファイルの最大サイズが20 MBであるデフォルトのダイレクト・データベース・ストレージのかわりに、添付のオブジェクト・ストレージを使用すると、100 MBに増加できます。Oracle Cloud Object Storageを使用した添付の保存を参照してください
  5. 「ダッシュボード」セクションで、「問合せを並列で実行」「オンにする」に設定し、カスタム・ダッシュボード問合せの並列実行を有効にします。デフォルトは「オフにする」です。
  6. 「レポート」セクションで、次のように設定します:
    • 「別のプロセスとしてレポートを生成」で、「オンにする」または「オフにする」を選択します。
    • 「並列で実行可能なレポートの数」で、ドロップダウンを使用して、並列で実行可能なレポートの数を選択します。

    Note:

    Oracleサポートが推奨しないかぎり、「レポート」セクションのデフォルトのガバナー制限は更新しないでください。