組織単位の定義

組織単位では、階層型の組織単位構造をプロファイルおよび照合に割り当てるメカニズムが提供されます。これによって、フィルタ、レポート、トランザクション照合に値が指定され、これを介して休日ルールがプロファイルに適用されます。組織を追加する手順では、一意の組織を追加し、特定のメタデータ(カレンダ、ビューアなど)に関連付ける方法を説明します。

注:

以前に使用して削除した同じ名前を使用して、組織単位を作成できます。削除したオブジェクトに以前にリンクしていたオブジェクトは、新しいオブジェクトに関連付けられます。

組織の追加

組織を追加するには:

  1. ホームから「アプリケーション」をクリックし、「構成」をクリックして「組織」タブを選択します。
  2. 「組織単位」タブを選択します。
  3. 子または兄弟の追加先まで階層を展開します。
  4. 必要に応じて、「子の追加」または「兄弟の追加」をクリックします。「プロパティ」タブが開きます。
  5. 「プロパティ」 タブで、次の情報を入力します。
    • 名前

      必須で、50文字以内とし、名前を一意にする必要はありません。管理者はいつでも名前を変更できます。

    • 組織単位ID

      移行目的でトランザクションを識別するために使用される一意のID。組織単位IDは必須で、組織単位の設定後は変更できません。

    • カレンダ

      管理者が組織単位を期間カレンダと関連付けられるようになります。カレンダの選択はオプションです。選択しない場合、各期間に基本カレンダが使用されます。

      管理者は、組織単位に関連付けられたカレンダを変更できます。ただし、変更には条件があります。たとえば、カレンダが変更され、現在の期間が月間ではなくなった場合、その頻度は組織単位に関連付けられているカレンダの頻度と一致しませんが、既存の月次照合はその期間に残ります。組織単位に割り当てられたARMカレンダが変更された結果として期間の開始日、終了日およびクローズ日に変更が発生しても、照合はその影響を受けません。

    • 親組織

      管理者が階層を変更できるようになります。

    • 説明

      オプション。

    • 休日ルール

      オプション。休日のリストが組織単位に適用されるかどうかを決定します。

      注:

      トランザクション照合でトランザクションを照合するために日付許容範囲を操作するときに、基本カレンダのかわりにビジネス・カレンダを使用する場合は、休日ルールを設定する必要があります。
    • 労働日数

      どの曜日が労働日であるかを決定します。

      注:

      トランザクション照合でトランザクションを照合するために日付許容範囲を操作するときに、基本カレンダのかわりにビジネス・カレンダを使用する場合は、組織の労働日の曜日を設定する必要があります。
  6. 「アクセス」タブを使用すると、管理者は参照者およびコメント作成者のアクセス権を中央の1箇所で割り当てることができ、各タスクまたは照合にアクセス権を割り当てる必要がなくなります。

    ユーザーを選択するには:

    1. 「アクション」「追加」(+)の順に選択します。
    2. 「参照者の選択」で名および姓を入力するか、「ユーザーの検索」アイコンをクリックして「ユーザー」または「チーム」を選択し、名前を入力するか、「検索」をクリックします。
    3. 「検索結果」でユーザーまたはチームを選択し、「作業可能」列に追加します。
    4. 「OK」をクリックします。