ルールの構成のベスト・プラクティス

ルールを構成する際は、次のガイドラインに従うことをお薦めします。

自分のルールはどこで構成する必要がありますか。

経験則では、フォーマットでルールを構成することをお薦めします。まれな場合にのみ、プロファイルでルールを構成します。

フォーマットでのルールの構成には、次の利点があります:

  • 複数のプロファイルで再利用できます

    フォーマットで作成されたルールは、引き続きフォーマットの定義の一部です。複数のプロファイルに同じルールが必要な場合は、フォーマットでルールを作成し、プロファイルが、フォーマットからこのルールを継承するようにします。

  • 関連するプロファイルが削除されても削除されません

    サービス管理者は、定期メンテナンスの一環としてプロファイルを削除することがあります。これにより、プロファイルに関連付けられているルールが削除されます。

自分のルールはどのようにしてテストできますか。

ルールを作成するときにフィルタを定義する必要があります。フィルタにより、適用されるルールをトリガーする条件が決まります。フィルタを定義するには2つの方法があります:

  • 新規フィルタを作成します
  • 保存済フィルタを使用します

保存済フィルタを使用することをお薦めします。保存済フィルタの利点は次のとおりです:

  • 複数のルールが同じ条件を使用する場合、保存済フィルタを複数のルールで使用できます。

  • 保存済フィルタを照合カードに適用してルールをテストできます。

    「照合」カードで、ページの右上にある省略記号(省略記号)をクリックしてフィルタを選択します。選択したフィルタに一致する照合が表示されます。次に、フィルタ条件に関連する情報を含む列が「照合」リストに表示されていることを確認します。表示されたデータをフィルタ条件と比較することでルールを検証します。

フィルタの使用方法の詳細は、Oracle Account Reconciliationの管理フィルタでの作業を参照してください。

ルールを構成する際に従うガイドラインは何ですか。

ルールは賢明に構成してください。

  • ルールは、Account Reconciliationに定義された優先順位に従って機能します。したがって、自動照合方法と非常によく似た条件でルールを構成すると、両方が構成されている場合に優先順位が適用されます。

    自動照合およびルールの優先順位を参照してください。

  • 条件は可能なかぎり汎用にしてください。たとえば、特定のアカウントID、ユーザーIDまたは期間を指定したルールは構成しないでください。