管理者は、テーマを使用してカスタム・ロゴおよびダッシュボード・スタイルを適用します。
トピック:
管理者として、カスタム・ロゴ、ブランド・テキストおよびページ・スタイルなどを表示するテーマを作成して、レポート環境をカスタマイズできます。
テーマを操作する場合:
複数のテーマを作成できますが、同時にアクティブにできるのは1つのテーマのみです。
テーマを非アクティブにした場合、別のテーマを選択しないかぎり、デフォルトのOracleテーマに戻ります。
テーマは分析およびダッシュボードが含まれるページに適用されますが、ビジュアライゼーション・ワークブックには適用されません。
テーマは、クラシック管理ページから使用可能な「テーマの管理」ページを使用して管理します。
テーマをアクティブ化すると、現在サインインしている管理者のブラウザ・セッションおよびサインインしたエンドユーザーのブラウザ・セッションにこれを適用します。
Oracle Analyticsが複数のインスタンスで実行中の場合、インスタンスごとにこれらを複製してアクティブ化します。
管理者はテーマを作成することで、分析およびダッシュボードのデフォルトのロゴ、色および見出しのスタイルを変更します。
この図は、レポート環境の様々な領域に影響するテーマ・オプションを示しています。
管理者はテーマを管理することで、レポート・ページ、ダッシュボードおよび分析のデフォルトのロゴ、色および見出しのスタイルを変更します。
クラシック・ホーム・ページは、カスタム・リンクを表示するように構成できます。たとえば、地域の天気を表示するWebサイトへのリンクや、Oracle Analyticsのホーム・ページへのリンクを追加して、ビジネス・アナリストが、クラシック・ホーム・ページからワークブックやビジュアライゼーションに移動できるようにするとします。
この例では、「My Weather」と「Analytics Cloud Home」のリンクが追加されています。
.pngの説明
カスタム・リンクを追加するには、カスタム・リンクXMLシステム設定にXMLコードを追加します。システム設定にアクセスするには、Oracle Analyticsホーム・ページに移動し、「ナビゲータ」、「コンソール」、「詳細システム設定」、「分析コンテンツ」の順にクリックします。
.jpgの説明
XMLコードを使用して、次のようなリンクと属性を指定できます:
リンクのテキスト(ローカリゼーションに使用する静的な文字列またはメッセージ名)。
ターゲットURL。
ターゲット・リンクが現在のページで開くか、新しいタブまたはウィンドウで開くか。
ヘッダー内のリンクの相対的な順序付け。
リンクに使用するオプションのアイコン。
この例では、クラシック・ホーム・ページのグローバル・ヘッダーにある「Catalog」リンクの左に2つのカスタム・リンクを表示します。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<customLinks xmlns="com.siebel.analytics.web/customlinks/v1">
<link id="1" name="My Weather" description="Local weather site" src="https://www.example.com/weather" target="blank" >
<locations>
<location name="header" insertBefore="catalog"/>
</locations>
</link>
<link id="1" name="Analytics Cloud Home" description="OAC Viz Home Page" src="https://<OAC example URL>.analytics.ocp.oraclecloud.com/ui/dv/?pageid=home" target="blank" >
<locations>
<location name="header" insertBefore="catalog"/>
</locations>
</link>
</customLinks>
注:
Oracle Analyticsのホーム・ページのリンクを取得するには、Oracle Analyticsにログインし、URLをコピーして、(XMLコードの例に示されているように)src="<target link>"
要素に貼り付けます。この表は、カスタム・リンクに指定できる要素と属性について説明しています。
要素または属性 | オプションか | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
|
オプション |
ブール |
アクセシビリティ・モードでは、アクセシビリティ属性がtrueに設定されている場合にのみ、リンクを使用可能であることを指定します。値はtrueとfalseで、デフォルトはfalseです。 これまでの更新では、 |
|
オプション |
文字列 |
リンクの(翻訳されていない)説明を指定します。 |
|
オプション |
文字列 |
グローバル・ヘッダーにリンクと一緒に表示するアイコンのファイル名を指定します。アイコンの表示はfmap構文で制御します。 |
|
必須 |
文字列 |
リンクの位置を指定する一意のIDとして使用します。カスタム・リンクのIDを入力すると、デフォルト・リンクを基準にして、カスタム・リンクを配置できます。 |
|
必須 |
文字列 |
翻訳されていないリンクの名前を指定します。 |
|
オプション |
文字列 |
ユーザーがリンクを表示するために付与されている必要がある権限の名前を指定します。次の例に示すように、権限は式で示します:
|
|
必須 |
文字列 |
リンクのURLを指定します。 |
|
オプション |
文字列 |
リンクを開くブラウザ・ウィンドウを指定します。値は次のとおりです: self: Oracle Analyticsが実行されているのと同じウィンドウで開きます。 blank: 新しいウィンドウで開きます。 any-name: 指定した名前のウィンドウで開きます。 |
|
オプション |
文字列 |
カスタム・リンクを左側に追加する既存のリンクのIDを指定します。たとえば、「Catalog」リンクの左側にカスタム・リンクを追加するには、 有効なID:
間違って無効なIDを指定した場合、リンクはデフォルトの場所に挿入されます。 |
|
必須 |
文字列 |
この属性は、locations親要素を使用する場合に使用します。値は次のとおりです: header: リンクをグローバル・ヘッダーに挿入することを指定します。 |
|
オプション |
該当しない |
親要素として使用し、追加するリンクの場所を指定します。場所を追加しない場合は、デフォルトで、グローバル・ヘッダーの「Help」リンクの前で、「Get Started」セクションの最後にリンクが挿入されます。 |