管理者は、カタログ・アーカイブおよびアンアーカイブのオプションを使用して、カタログ・コンテンツをある環境から別の環境にコピーできます。アーカイブすると、コンテンツがローカル・ファイル・システム上の.catalog
ファイルに保存されます。アンアーカイブすると、カタログ・ファイルから別のカタログ保存場所にコンテンツがアップロードされます。
管理者は、カタログ・アーカイブまたはアンアーカイブ機能を使用して、ある環境で作成したコンテンツを別の環境にコピーまたは移動できます。アーカイブすると、複数オブジェクトを含む1つ以上のオブジェクトまたはフォルダがローカル・ファイル・システム上の.catalog
ファイルに保存されます。
「権限の保持」を選択しない場合、権限は除外されます。これは、テスト環境からコンテンツを移行しており、テスト・ユーザーに割り当てた権限が本番システムで1つも必要ない場合に役立つ可能性があります。アンアーカイブ時には、コンテンツはターゲット・システム上の親フォルダから権限を継承します。
アンアーカイブ時には、タイムスタンプ情報は保持され、カタログ・アーカイブ内の項目よりも古い項目のみを上書きすることを選択できます。
「タイムスタンプの保持」を選択しない場合は、コンテンツのアンアーカイブ時にコンテンツの元の時間は保存されないか考慮されません。
.catalog
ファイルをアップロードできます。管理者は、Oracle AnalyticsおよびOracle BI Enterprise Edition 11.1.1.9.0以降からコンテンツをアップロードできます。コンテンツの移動先となるカスタム・カタログ・フォルダを選択すると、「アンアーカイブ」オプションが表示されます。カタログ・アーカイブ(有効な任意の.catalog
ファイル)を指して、そのコンテンツをこのフォルダにコピーします。
レポートが機能するには、必要なすべての表およびデータがOracle Analyticsで使用できるようになっている必要があります。データをロードするか、Oracle Cloudデータベースに格納されている場合は、データに接続します。