Trinoデータ・ソースのリモート・データ接続の構成

Oracle Analyticsで、データ・ゲートウェイを使用してリモートのTrinoデータ・ソースに接続できます。ワークブック作成者がTrinoデータ・ソースに接続する前に、Trinoをサポートするためのデータ・ゲートウェイ・インストールを構成する必要があります。

Trino接続用に独自のドライバを提供します。オラクルは、Trinoドライバのライセンスまたは使用コンプライアンスを管理しません。本番環境へのデプロイメントの前に、必ずデータ・ソースとデータベース機能を十分にテストしてください。
Oracle Analyticsでは、リモート接続が有効で、データ・ゲートウェイがTrino Webサーバーをホストしているシステムにインストールされている必要があります。データ・ゲートウェイを使用したオンプレミス・データ・ソースへの接続を参照してください。
  1. Trino JDBCドライバのバージョン352を、Maven中央リポジトリ(Trino JDBC領域repo1.maven.org/maven2/io/trino/trino-jdbc/)からダウンロードします。
    ノート: 352より上位のTrino JDBCドライバのバージョンは、JDK 11でコンパイルされており、データ・ゲートウェイで機能しません。
  2. 保持している各データ・ゲートウェイ・インストールで、\<Data Gateway installation>\フォルダに移動してJARファイルをコピー・インします。
    • サーバー・デプロイメントでは、JARファイルを<Data Gateway install_location>/domain/jettybase/thirdpartyDriversにコピーします
    • Windowsの個人デプロイメントでは、JARファイルを<Data Gateway_extract_path>\thirdpartyDriversにコピーします
    • MacOSの個人デプロイメントでは、JARファイルを<Application->Show Package Contents>Resources->app.nw-> thirdpartyDriversにコピーします
  3. データ・ゲートウェイ・エージェントを再起動します。
ヒント: データ・ゲートウェイの「問合せ」ページを使用して、JDBCドライバをテストします。「問合せ」ページを使用した接続の問題の診断を参照してください。JDBC接続文字列およびドライバ・クラスの詳細は、JDBCドライバを参照してください。
これで、Trino接続タイプを使用してデータ・ソースに接続できます。リモートのTrinoデータ・ソースへの接続を参照してください。