Oracle Analytics Cloudを使用して、データベースにパブリックIPアドレスで接続し、エンド・ユーザーがビジュアライゼーション、分析およびピクセルパーフェクト・レポートでそのデータを分析できるようにすることが可能です。
たとえば、Oracle Cloud InfrastructureまたはOracle Cloud Infrastructure Classicにデプロイされたデータベースのデータを分析する場合などです。
トピック:
Oracle Cloud InfrastructureにデプロイされたデータベースにパブリックIPアドレスで接続するようにOracle Analytics Cloudを構成し、エンド・ユーザーがビジュアライゼーション、分析およびピクセルパーフェクト・レポートでそのデータを分析できるようにします。
Oracle Cloud Infrastructure上のデータベース・デプロイメントに初めて接続する場合、ガイドとなる次のタスクに従います。
タスク | 説明 | 詳細情報 |
---|---|---|
前提条件の確認 |
環境がこの構成に必要な前提条件を満たしていることを確認します。 |
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データベース情報の記録 |
データベースの接続情報を記録します。 |
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データベース・アクセスの有効化 |
Oracle Analytics Cloudにデータベースへのアクセス権を付与するイングレス・ルールを追加します。 |
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データベースへの接続 |
接続を作成してテストします。 |
始める前に、必要な環境があることを確認します。
ステップ | 説明 | 注意すべき重要な情報 |
---|---|---|
Oracle Analytics Cloudの設定 |
Oracle Analytics Cloudをデプロイします。 |
リージョン 可用性ドメイン |
Oracle Cloud Infrastructure上の仮想クラウド・ネットワーク(VCN)の設定 |
Oracle Cloud Infrastructure上のデータベース・デプロイメント用にVCNを設定します。 ノート: VCNは、Oracle Analytics Cloudと同じリージョンおよび可用性ドメインに存在する必要があります。 |
仮想クラウド・ネットワーク サブネット 同上:
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データベースのデプロイ:
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Oracle Cloud Infrastructure内のVCNにデータベースをデプロイします。 ノート: データベースは、VCNと同じリージョンおよび可用性ドメインに存在する必要があります。 |
パブリックIP 一意のデータベース名 ホスト・ドメイン名 データベース・ユーザー/パスワード 同上:
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データベースへの接続に必要なすべての情報は、Oracle Cloud Infrastructureコンソールで参照できます。ここで情報を記録して、Oracle Analytics Cloudで接続を設定するときに必要な詳細を入手します。
データベースへのアクセスを有効にした後、前にメモしたデータベース接続情報を使用してOracle Analytics Cloudをデータベースに接続します。データベースへの接続方法は、データをどのように処理するかによって異なります。
データをビジュアル化します。
セマンティック・モデラーを使用してデータをモデリングし、分析とダッシュボードを生成します。
Oracle Analytics Cloudモデル管理ツールでデータをモデリングし、分析とダッシュボードを生成します。
ピクセルパーフェクト・レポートでデータを公開します。
新規接続名: 接続先データベースの名前。
ホスト: データベース・インスタンスのパブリックIPアドレス。たとえば、123.213.85.123です。
ポート: データベースへのアクセスを可能にするポート番号。たとえば、1521です。
ユーザー名: データベースへの読取りアクセス権を持つユーザーの名前。
パスワード: 指定したデータベース・ユーザーのパスワード。
サービス名: ピリオドで区切った一意のデータベース名とホスト・ドメイン名で構成される連結名。たとえば、CustDB_iad1vm.sub05031027070.customervcnwith.oraclevcn.com
です。
コール・インタフェース: 「デフォルト(Oracle Call Interface (OCI))」を選択します。
データ・ソース名: 接続詳細を指定します。例:
(DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST=(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=129.213.85.177)(PORT=1521)))(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=CustDB_iad1vm.sub05031027070.customervcnwith.oraclevcn.com))
SERVICE_NAMEには、一意のデータベース名とホスト・ドメイン名をピリオドで区切って連結したものを指定します。たとえば、db1_phx1tv.mycompany.comです。これらの名前を両方ともOracle Cloud Infrastructureコンソールで確認するには、「データベース」をクリックし、「MySQL」で「DBシステム」をクリックして、データベースの名前をクリックします。
Autonomous Data WarehouseにパブリックIPアドレスで接続するようにOracle Analytics Cloudを構成し、エンド・ユーザーがビジュアライゼーション、分析、ダッシュボードおよびピクセルパーフェクト・レポートでそのデータを分析できるようにします。
パブリックIPアドレスでOracle Analytics CloudをAutonomous Data Warehouseに初めて接続する場合、ガイドとなる次のタスクに従います。
タスク | 説明 | 詳細情報 |
---|---|---|
前提条件の確認 |
環境がこの構成に必要な前提条件を満たしていることを確認します。 |
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Autonomous Data Warehouseへのアクセスの有効化 |
Autonomous Data Warehouseクライアント資格証明ファイル(ウォレット・ファイル)をOracle Analytics Cloudにアップロードします。 |
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Autonomous Data Warehouseへの接続 |
接続を作成してテストします。 |
始める前に、必要な環境があることを確認します。
ステップ | 説明 | 注意すべき重要な情報 |
---|---|---|
Oracle Analytics Cloudの設定 |
Oracle Analytics Cloudをデプロイします。 |
リージョン 可用性ドメイン |
Oracle Autonomous Data Warehouseの設定 |
Autonomous Data Warehouseをデプロイします。
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ホスト名 ポート番号 サービス名 (これらの詳細は、Autonomous Data Warehouseクライアント資格証明ファイルにある |
Oracle Analytics CloudとAutonomous Data Warehouseの間のセキュアな通信を有効にするには、信頼できるSSL証明書をOracle Analytics Cloudにアップロードします。
Oracle Autonomous Data Warehouseへのアクセスを有効にした後、前にメモした接続詳細を使用してOracle Analytics CloudをAutonomous Data Warehouseに接続します。接続方法は、データをどのように処理するかによって異なります。
データのビジュアル化
セマンティック・モデラーを使用してデータをモデリングし、分析とダッシュボードを生成します。
Oracle Analyticsモデル管理ツールでデータをモデリングし、分析とダッシュボードを生成します。
ピクセルパーフェクト・レポートでデータを公開します。
Oracle Cloud Infrastructure ClassicにデプロイされたOracle Database Classic Cloud Serviceに接続するようにOracle Analytics Cloudを構成し、エンド・ユーザーがビジュアライゼーション、分析およびピクセルパーフェクト・レポートでそのデータを分析できるようにします。
Oracle Analytics CloudをOracle Cloud Infrastructure Classicにデプロイされたデータベースに初めて接続する場合、ガイドとなる次のタスクに従います。
タスク | 説明 | 詳細情報 |
---|---|---|
前提条件の確認 |
環境がこの構成に必要な前提条件を満たしていることを確認します。 |
|
データベース情報の記録 |
Oracle Database Classic Cloud Serviceの接続情報を記録します。 |
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データベース・アクセスの有効化 |
Oracle Analytics Cloudがデータベースにアクセスできるようにするアクセス・ルールを追加します。 |
|
データベースへの接続 |
接続を作成してテストします。 |
始める前に、必要な環境があることを確認します。
ステップ | 説明 | 注意すべき重要な情報 |
---|---|---|
Oracle Analytics Cloudの設定 |
Oracle Analytics Cloudをデプロイします。 |
リージョン 可用性ドメイン |
Oracle Database Classic Cloud Serviceのデプロイ
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Oracle Cloud Infrastructure Classic内の仮想クラウド・ネットワークにOracle Database Classic Cloud Serviceをデプロイします。 |
パブリックIP サービス名 ホスト・ドメイン名 データベース・ユーザー/パスワード 同上:
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Oracle Database Classic Cloud Serviceへの接続に必要なすべての情報は、Oracle Cloud Infrastructureコンソールで参照できます。ここで情報を記録して、Oracle Analytics Cloudで接続を設定するときに必要な詳細を入手します。
ucmdb906:1521/PDB1.504988564.oraclecloud.internal
です。PDB1.504988564.oraclecloud.internal
です。データベースへのアクセスを有効にした後、前に記録したデータベース接続情報を使用して、Oracle Cloud Infrastructure ClassicにデプロイされたデータベースにOracle Analytics Cloudを接続します。データベースへの接続方法は、データをどのように処理するかによって異なります。
データをビジュアル化します。
セマンティック・モデラーまたはデータ・モデラーを使用してデータをモデリングし、分析とダッシュボードを生成します。
Oracle Analyticsモデル管理ツールでデータをモデリングし、分析とダッシュボードを生成します。
接続名: 接続先のOracle Database Classic Cloud Serviceの名前。
ホスト: Oracle Database Classic Cloud ServiceのパブリックIPアドレス。たとえば、123.213.85.123です。
ポート: Oracle Database Classic Cloud Serviceへのアクセスを可能にするポート番号。たとえば、1521です。
ユーザー名: Oracle Database Classic Cloud Serviceへの読取りアクセス権を持つユーザーの名前。
パスワード: 指定したデータベース・ユーザーのパスワード。
サービス名: Database Classicページのサービス名。たとえば、PDB1.123456789.oraclecloud.internalです。
名前および説明: 接続先のOracle Database Classic Cloud Serviceの名前。
接続情報: ホスト、ポートおよびサービス名を選択します。
ホスト: Oracle Database Classic Cloud ServiceのパブリックIPアドレス。たとえば、123.213.85.123です。
ポート: Oracle Database Classic Cloud Serviceへのアクセスを可能にするポート番号。たとえば、1521です。
サービス名: Database Classicページのサービス名。たとえば、PDB1.123456789.oraclecloud.internalです。
次として接続: Oracle Database Classic Cloud Serviceへの読取りアクセス権を持つユーザーの名前。
パスワード: 指定したデータベース・ユーザーのパスワード。
コール・インタフェース: 「デフォルト(Oracle Call Interface (OCI))」を選択します。
データ・ソース名: 接続詳細を指定します。例:
(DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST=(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=123.213.85.123)(PORT=1521)))(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=PDB1.587075508.oraclecloud.internal))
SERVICE_NAMEについては、Database Classicページを使用してサービス名を見つけます。たとえば、PDB1.587075508.oraclecloud.internal
です。