RESTエンドポイントがあるデータ・ソースへの接続の作成

RESTエンドポイントのあるデータ・ソースに接続し、データを分析することができます。たとえば、SaaSやPaaSのアプリケーション、または気候、空間、国税調査のデータなど、政府のデータに接続できます。

RESTエンドポイントを使用してデータに接続すると、データの内部的な形式や構造がわからなくても、SaaSやPaaSの多数のトランザクション・アプリケーションのデータを分析できます。
開始する前に、接続先のデータ・ソースのJSONファイルを作成します。JSONファイルへのRESTエンドポイントの接続詳細の指定を参照してください。
  1. Oracle Analyticsのホーム・ページで、「作成」「接続」「REST API (プレビュー)」の順にクリックします。
  2. 「接続名」で、Oracle Analytics内でこの接続を識別するためのわかりやすい名前を指定します。
  3. 「ファイルのインポート」をクリックし、前提条件として作成したRESTコネクタのZIPファイルを選択します。
    「説明」フィールドと「RESTベースURL」フィールドには、インポートされたファイルからの値が移入されます。エンドポイント表には、使用可能な各エンドポイントの「名前」および「相対URL」が表示されます。
  4. オプション: ビジネス要件に合せてエンドポイントを編集します。たとえば、不要なエンドポイントは削除します。
    • エンドポイントを編集するには、表の「名前」または「相対URL」値をダブルクリックし、テキストを編集します。
    • エンドポイントを追加するには、「エンドポイントの追加」をクリックして表に行を追加し、デフォルト名と相対URLを編集します。
    • エンドポイントを削除するには、エンドポイントの横にある「行の削除」(「X」)をクリックします。
  5. 「認証」で、接続の保護方法を選択します。
    ヒント: 選択した認証タイプが、アップロードしたJSONファイルに指定されているauthentication-typeと一致していることを確認してください。JSONファイルへのRESTエンドポイントの接続詳細の指定を参照してください。
    • 認証なし - 認証せずに接続を許可します。このオプションは、パブリック・エンドポイントに接続する場合に使用します。
    • 基本 - ユーザー名とパスワードで接続を認証します。
    • HttpHeader - セキュリティ・トークンで接続を認証します。
    • OAuth2コード - ターゲット・アプリケーションで生成された認可コードを使用してクライアントに接続します(認可コード権限タイプとも呼ばれます)。これが最もセキュアなOAuth2接続タイプです。
    • OAuth2パスワード資格証明 - パスワードを使用して信頼できるクライアントに接続します(パスワード資格証明権限タイプまたはリソース所有者パスワード権限タイプとも呼ばれます)。信頼できるクライアントを使用している場合は、この接続タイプを使用します。
    • OAuth2暗黙 - ターゲット・アプリケーションで生成されたパブリック・コードを使用してクライアントに接続します(認可コード権限タイプとも呼ばれます)。これは「OAuth2コード」接続タイプより安全性は低いですが、実装は簡単です。
    • OAuth2クライアント資格証明 - トークンを使用してクライアントに接続します(クライアント資格証明権限タイプとも呼ばれます)。
    OAuth2の接続詳細の指定に関するガイダンスは、REST対応データ・ソースのOAuth2認証値を参照してください。
  6. 「保存」をクリックします。

REST対応データ・ソースのOAuth2認証値

OAuth2認証タイプ(「OAuth2コード」「OAuth2パスワード資格証明」「OAuth2暗黙」または「OAuth2クライアント資格証明」)のいずれかを使用してREST対応データ・ソースに接続するときは、使用する認証タイプに適した接続詳細を指定するよう求められます。

「接続」ダイアログのフィールドまたはオプション 説明

認可

接続をテストして、必要なコードおよびトークンをリクエストする場合は、「認可」をクリックします。

認証URL

ターゲット・アプリケーションの認証ページのURLを入力します。たとえば、https://example.com/login/oauth/authorizeと入力します。

クライアントID

ターゲット・アプリケーション(Chimpなど)からコピーしたクライアントID (通常は整数と文字からなる文字列)を入力します。

クライアント・シークレット

ターゲット・アプリケーション(Chimpなど)からコピーしたクライアント・シークレット(通常は整数と文字からなる文字列)を入力します。

パスワード

ターゲット・アプリケーションへのログインに使用するパスワードを入力します。

スコープ

read:またはwrite:に続けてターゲットの名前を入力します。たとえば、read:orgと入力します。

トークンURL

ターゲット・アプリケーションによって提供される認可URLを入力します。たとえば、https://example.com/login/oauth/access_tokenと入力します。

ユーザー名

ターゲット・アプリケーションへのログインに使用するユーザー名を入力します。