ビジュアライゼーションの列の非表示

この項のトピックでは、ビジュアライゼーションで列を非表示にする方法とその有用性について説明します。

非表示の列について

Oracle Analyticsで、列を使用するがエンド・ユーザーに表示しない場合、ビジュアライゼーションで列を非表示にできます。

注:

ビジュアライゼーションの非表示の列は、ビジュアライゼーション問合せの粒度に影響を与えます。

たとえば、「Sales by Product Sub Category」という表のビジュアライゼーションで、「Order Date」列を使用してデータをソートするが、その列を表に表示しないとします。非表示にする列を選択すると、「文法」ペインでデータ要素がグレー表示されます。
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列が非表示になっている場合、ビジュアライゼーションで列の値を確認することはできません。また、ビジュアライゼーションのタイトルやビジュアライゼーション内のラベルに列名が表示されることもありません。ただし、非表示の列の名前は、次の状況では依然として表示されます:
  • 非表示の列の名前はツールチップに表示されます。
  • 非表示の列は、ビジュアライゼーションの「ソート基準」、「ドリル」および「ドリル先」メニューで使用できます。
  • フィルタで非表示の列を使用している場合、その名前はフィルタ名内に表示されます。フィルタ・バー、ダッシュボード・フィルタ、またはビジュアライゼーション・フィルタ・ツールバーのフィルタを、必要に応じて非表示にできます。データのフィルタを参照してください。
  • 凡例を含むビジュアライゼーションがあり、「色」または「形状」以外の「文法」ペインの任意のセクションで列を非表示にした場合、その列はビジュアライゼーション自体では非表示になりますが、凡例には引き続き表示されます。凡例の列を非表示にするには、「色」または「形状」セクションでも非表示にする必要があります。
ビジュアライゼーション・タイプに応じて、ビジュアライゼーションの「文法」ペインの次のセクションで、属性とメジャーの列を非表示にできます:
  • トレリス列
  • トレリス行
  • カテゴリ
  • 形状
  • 詳細

データ・アクションで非表示の列を使用できます。さらに、ビジュアライゼーションで使用される系列またはデータポイントの色付けでは、引き続き非表示の列が考慮されます。

マップやネットワーク・チャートのビジュアライゼーションでは列を非表示にできません。また、どのビジュアライゼーション・タイプでも計算を非表示にできません。

ビジュアライゼーションの列の非表示

ビジュアライゼーションで列を非表示にして、エンド・ユーザーに表示されないようにします。

このチュートリアルでは、表のビジュアライゼーションで列を非表示にする方法と、非表示列を使用して表をソートする方法を説明するユースケースを示します。チュートリアル・アイコン チュートリアル

  1. ホーム・ページで、ワークブックにカーソルを合せ、「アクション」をクリックして「開く」を選択します。
  2. ビジュアライゼーションをクリックして選択します。
  3. 「文法」ペインで、非表示にする列を特定し、列名を右クリックして「非表示」を選択します。

  4. 「保存」をクリックします。