ジョブ全体でバー・コード定義を使用できます。ページ区切りのパッチ・コードを定義できます。区切りページ定義ルールを作成することにより、パッチ・コード検出とバー・コードを組み合せることができます。
認識処理ジョブのバー・コードとセパレータ・ページの定義を構成する方法は次のとおりです:
ドキュメントを区切るための設定で説明されているように、セパレータ・ページを使用してドキュメントを編成する場合は、セパレータの検出方法と使用方法を定義する1つ以上のルールを構成する必要があります。次の手順に従って、セパレータ・ページを構成します。階層セパレータ・ページ定義を構成する場合は、セパレータ・ページ定義の構成を参照してください。
セパレータ・ページ定義を構成するには:
プロシージャで、「セパレータ・ページ」または「なし: ドキュメント編成を実行しない」のドキュメント編成方法で認識プロセッサ・ジョブを作成します。
「名前」フィールドに、セパレータ・ページ定義の名前を入力します。オプションで、「セパレータ・ページの削除」フィールドを選択してドキュメントからセパレータ・ページを削除します。選択解除すると(デフォルト)、セパレータ・ページがドキュメントに含まれます。
「ルール」表でをクリックします。ルールを編集するには、ルールを選択してをクリックします。
「セパレータ・ページ・ルール」ページでルールを作成します。
「ルール名」フィールドに名前を入力します。
新しいドキュメントの始まりを示すには、パッチ・コード(I、II、III、IV、VIまたはT)または以前に作成したバー・コード定義、あるいはその両方を選択します。
パッチ・コードとバー・コードの両方を指定した場合、または複数のバー・コード定義を指定した場合は、「演算子」フィールドで「OR」または「AND」を選択して、あるページがセパレータとして識別されるために、そのページで1つ検出される必要があるか、それともすべて検出される必要があるかを指定します。
注:
ルール内でAndまたはOr条件を指定する以外に、「ルール」表の「演算子」フィールドで「AND」または「OR」を選択してルール間にAndまたはOr条件を指定します。
空白ページをセパレータとみなす場合は、「空白ページをセパレータとして処理」チェック・ボックスを選択します。このオプションは、AND演算子を選択した場合には使用できません。
「OK」をクリックします。
前のステップを繰り返して、「ルール」表に追加ルールを作成します。
「送信」をクリックしてセパレータ・ページ定義を保存し、「セパレータ・ページ定義」に戻ります。
セパレータ・ページ・ルールを削除するには、「ルール」表でルールを選択してをクリックします。
注:
セパレータ・ページ定義を削除するには、「構成」の隣にある「削除」をクリックします。
ページが空白とみなされるようにページのバイトを設定するには、「空白ページのバイトしきい値」フィールドに値を入力します。たとえば、このフィールドに16000と入力すると、16000バイト以下のページは空白ページとみなされます。
注:
「空白ページのバイトしきい値」フィールドと「空白ページの削除」チェック・ボックスは相互依存しています。そのため、空白ページのバイトしきい値を設定しても、削除する空白ページを設定しないと、定義されたバイトのページは削除されません。同様に、「空白ページの削除」チェック・ボックスを選択しても、空白ページのバイトしきい値を設定しないと、ページは削除されません。「送信」をクリックして、ジョブを保存します。
バー・コード定義は、文字の長さなどの検証ルールによってバー・コードを識別します。バー・コードが認識されると、バー・コード値のデータ特性を考査する定義の検証ルールに基づいて、バー・コード定義に割り当てられます。バー・コード定義を定義すると、ページ区切り、メタデータ・フィールドの自動移入、ドキュメント・プロファイルの割当てなど、認識ジョブ全体でバー・コード定義を使用できます。(バー・コード定義は、認識プロセッサ・ジョブ間で共有されません。)
ドキュメントを区切るための設定で説明されているように、階層セパレータを使用してドキュメントを編成するように選択した場合、パッチ・コードやバー・コードを検出するセパレータ・ページ定義を、階層レベルごとに構成する必要があります。(単独単一レベル・セパレータ・ジョブに対して、または編成ジョブがない場合にドキュメント区切りを構成するには、セパレータ・ページ定義の構成を参照してください。)
階層セパレータ・ジョブにページ区切りを構成するには:
プロシージャで、階層セパレータ・ページ・ジョブを追加または編集します。階層セパレータのあるドキュメントにジョブを構成を参照してください。
「ドキュメント処理」ページの「ドキュメント階層セパレータ・ページ」表でをクリックして、階層セパレータ・ページ定義を追加します。定義を編集するには、それを選択してをクリックします。
「セパレータ・ページ定義」ダイアログで、階層レベルの1つに対して定義を作成します。
「名前」フィールドに、セパレータ・ページ定義の名前を入力します。
オプションで、「セパレータ・ページの削除」フィールドを選択して、ドキュメントまたは添付からセパレータ・ページを削除します。選択解除されている場合(デフォルト)、セパレータ・ページはドキュメントまたは添付に含められます。
「添付タイプ」フィールドで、定義済の添付タイプのリストから添付タイプを選択して、添付に含めるセパレータ・ページを定義します。「ドキュメント・プロファイル」フィールドを使用できるのは、「ドキュメント・プロファイル」ページの「動的ドキュメント・プロファイル・オプション」フィールドで「セパレータ・ページを使用して動的に決定する」オプションを選択した場合のみです。「ドキュメント・プロファイル」フィールドでドキュメント・プロファイルを選択した場合、「添付タイプ」フィールドは「なし」に設定されます。添付タイプのセパレータ・ページは、最下位の階層レベルでのみ定義可能です。
セパレータ・ページ定義のルールを追加または編集します。
「ルール」表でをクリックします。
ルールを編集するには、それを選択してをクリックします。
「セパレータ・ページ・ルール」ダイアログで、ルールを定義します。
「ルール名」フィールドに名前を入力します。
新規のドキュメントまたは添付の開始を指定するには、パッチ・コード(I、II、III、IV、VIまたはT)、以前に作成したバー・コード定義、あるいはその両方を選択します。
パッチ・コードとバー・コードの両方を指定した場合、または複数のバー・コード定義を指定した場合は、「演算子」フィールドで「OR」または「AND」を選択して、あるページがセパレータとして識別されるために、そのページで1つ検出される必要があるか、それともすべて検出される必要があるかを指定します。
「OK」をクリックします。
ステップ5と6を繰り返して、ページ・セパレータの追加ルールを作成します。
ルール内に「AND」または「OR」を指定するだけでなく、「ルール」表の「演算子」フィールドで「AND」または「OR」を選択することにより、ルール間にANDまたはOR条件を指定します。たとえば、ルール1とルール2のそれぞれで2つの一致方法(パッチ・コードかバー・コードのいずれか)が提供されているが、セパレータ検出でこの両方のルールの一致が必要な場合があります。
セパレータ・ルールを削除するには、「ルール」表でそれを選択して、をクリックします。
「送信」をクリックして、セパレータ・ページ定義を保存します。
作成したセパレータ・ページ定義が、「ドキュメント階層セパレータ・ページ」表にリストされます。
ステップ2から7までを繰り返して、追加のページ・セパレータ定義を作成します。
定義を削除するには、表でそれを選択して、をクリックします。
「上へ」または「下へ」をクリックして、バッチ内でのセパレータ・ページの編成状況を正しく反映するように、選択した定義を階層内で移動します。
「送信」をクリックして、ジョブを保存します。