サイト・セキュリティの変更

サイトを公開してオンラインで使用可能にする場合、誰がサイトにアクセスできるかを制御する必要があります。システム管理者およびサイト管理者が環境をどのように構成したかに応じて、サイトをすべてのユーザーに公開するか、登録済ユーザーに制限するか、特定のユーザーに制限することができます。

サイト・セキュリティまたはその他の設定を変更するには、サイトの所有者であるか、マネージャ・ロールを持っていることが必要です。サインイン要件を変更するには、サイトをオフラインにする必要があります。ただし、指定されたユーザーまたはユーザー・ロールを変更する場合は、サイトをオンラインにしておくことができます。サイトをオフラインにすると、サイトおよびそのフォルダとファイルは、Oracle Cloudのホスティング場所から削除されます。サイトをオフラインにするには、「サイト」ページからサイトを選択し、右クリック・メニューの「オフラインに設定」を選択するか、アクション・バーの「オンライン」アイコンをクリックします。選択内容を確認するよう求められます。

サイト・セキュリティを変更するには:

  1. 「サイト」ページで、サイトを選択して右クリック・メニューの「プロパティ」を選択するか、アクション・バーでクリックします。
  2. 「サイト・セキュリティ」タブをクリックします。
    「サイト・セキュリティ」タブで使用可能なオプションは、システム管理者がサイト・セキュリティ設定をどのように構成しているかと、サイト・ガバナンスが有効になっている場合は、このサイトが基づいているテンプレートのセキュリティ設定をサイト管理者がどのように構成しているかによって異なります。サイトのスタート・ガイドおよびサイト・ガバナンスの理解を参照してください。
  3. オンライン時にサイトを表示するために登録済ユーザーがサインインする必要があるようにするには、「ログインが必要です」の横にある「はい」をクリックします。要件を削除し、オンライン時にサイトを公的に利用可能にするには、「ログインが必要です」の横にある「いいえ」をクリックします。
  4. オンラインのサイトにアクセス可能な登録済ユーザーのグループを選択します。個々のグループを選択するには、まず「クラウド・ユーザー」の選択を解除します。
    • クラウド・ユーザー: 認証済ユーザーのみがサイトにアクセスできます。認証済ユーザーは、ユーザー名とパスワードを使用してドメインにサインインします。これには、「Oracle Content Management Cloud訪問者」ロールまたは「Oracle Content Management Cloudユーザー」ロールを持つユーザーが含まれます。

    • 訪問者: このロールを持つユーザーのみがサイトにアクセスできます。これには、「Oracle Content Management Cloudユーザー」ロールを持つユーザーは含まれません。

    • サービス・ユーザー: Oracle Content Managementのこのインスタンスへのサインインが可能なユーザーのみが、サイトにアクセスできます。

    • 特定のユーザー: サイトにアクセスできる個々のユーザーを指定します。「メンバーの追加」をクリックします。検索フィールドにユーザー名またはユーザー名の一部を入力します。表示されたリストからユーザーを選択し、操作を繰り返して他のユーザーを追加します。終了したら、「追加」をクリックします。ユーザーを削除するには、ユーザー名の下のメニューから「削除」をクリックします。

  5. 「保存」をクリックして変更内容を保存し、ウィンドウを閉じます。
    サイトに、そのサイトがオフラインであり、ログインが必要であることが示されます。
  6. サイトをオンラインにするには、右クリック・メニューの「オンラインにする」を選択するか、アクション・バーの「オフライン」アイコンをクリックします。「確認して続行」をクリックし、「OK」をクリックします。
サイトをオンラインにすると、完全にレンダリングされたHTMLバージョンのサイトが作成され、Oracle Cloudのホスティング場所にコピーされます。オンライン・サイトで、サイト名の下にそのURLが表示されます。

セキュアではないサイトのデフォルトのURLの形式は次のとおりです。

https://service_name-identity_domain.cec.ocp.oraclecloud.com/site/site_name

セキュアなサイトのデフォルトのURLの形式は次のとおりです。

https://service_name-identity_domain.cec.ocp.oraclecloud.com/site/authsite/site_name

URLにauthsiteが追加されていることに注意してください。

ログアウト用のURLを追加し、これをメニューに表示されるリンク、ボタンまたはページとして実装できます。段落ボタンおよびページの追加を参照してください。

ログアウト用のURLの形式は次のとおりです。

https://service_name-identity_domain.cec.ocp.oraclecloud.com/cloudgate/logout.html?postlogouturl=%2Fsite%2Fauthsite%2Fsite_name

注:

postlogouturlは、上に示すように、エンコード形式にする必要があります。