適切な権限があれば、誰でもOracle Content ManagementでWebサイトを構築できます。専用のツール、コードまたはソフトウェアを使用する必要はありません。ユーザー・インタフェースがグラフィカルで直観的であり、簡単に使用できます。
注:
Oracle Content Management Starter Editionでは、1つのサイトに制限され、サイト・ガバナンスはありません。完全な機能セットが必要な場合は、Oracle Content Management Premium Editionにアップグレードします。
誰がサイトを構築できるかは、いくつかの要因によって決まります。
サイトを作成する場合、テンプレートから開始します。テンプレートには、ユーザーがサイトの使用を開始するにあたり必要なもの、たとえば、サイト・コード・フレームワーク、サンプル・ページとコンテンツを含むデフォルト・サイト、スタイルが設定されたテーマ、イメージなどのリソース、カスタム・コンポーネントなどがすべて含まれます。サイト作成プロセスの理解を参照してください。
エンタープライズ・サイトを作成している場合、そのサイトはリポジトリに関連付けられ、デフォルトの言語を指定するローカリゼーション・ポリシーの定義が必要になります。サイトを作成する前に、リポジトリとローカリゼーション・ポリシーの両方を作成しておく必要があります。サイトに必要なアセットやドキュメントはリポジトリに格納され、アセットで実行できることはリポジトリ・ポリシーによって決定されます。リポジトリの使用方法の詳細は、「アセット・リポジトリの理解」を参照してください。
サイトを編集する場合、新しい更新を作成するか、既存の更新を使用します。更新内で、コンテンツの編集と追加、スタイル設定の調整、ページの追加と削除、ページ・レイアウトの変更、およびページの編成を行うことができます。エディタの操作方法については、「サイト・ビルダー・ページについて」を参照してください。
更新は1回ですべて準備する必要はありません。自分と自分のチームのメンバーが複数の更新上で同時にかつ別々に作業できます。たとえば、週間ニュースの更新を作業している一方で、他のチーム・メンバーが次回の販売会議のページを追加している場合などです。必要に応じて、更新に対する変更の編集、確認および保存を行い、ベース・サイトと更新をいつでもマージできます。
準備ができたら、サイトを開始します。1回クリックするだけでWebにサイトを公開できます。つまり、簡単に言えば、概念から起動までです。