タクソノミ

タクソノミは、関連する概念を階層的にグループ化したものです。Oracle Content Managementでは、タクソノミにより、コンテンツ開発者は明確に定義されたカテゴリにコンテンツを分類できます。

注:

  • Oracle Content Management Starter Editionを使用している場合は、1つのタクソノミのみに制限されます。タクソノミの数を増やし、完全な機能セットを利用するには、Premium Editionにアップグレードします。
  • タクソノミは、Oracle Content Managementでのみ使用できます(Oracle Content Management-Classicでは使用できません)。

コンピュータ・ハードウェアのタクソノミを例として、詳しく見てみましょう。

Computers
        Desktop
        Laptop
        All-in-One
        Server
Tablets
        iPad
        Android
Printers
        Inkjet
        Laser

この例では、Hardwareタクソノミに3つの上位カテゴリ(Computers、TabletsおよびPrinters)があり、これらのカテゴリには同様にいくつかの子があります。これらの子カテゴリには、それぞれ独自の子カテゴリなどを設定できます。このような論理的なエンティティの構造は、基本的に階層的なカテゴリ・セットを表しています。

適切な権限を持っている場合、Oracle Content Management Webインタフェースの「管理」「コンテンツ」の下でタクソノミを定義できます。

「タクソノミ」ページ

タクソノミおよびカテゴリが定義され、アセット・リポジトリに割り当てられると、コンテンツ作成者はコンテンツをそのタクソノミのカテゴリに分類できます。たとえば、'iPad Pro 12.9'と呼ばれるアセットは、/Hardware/Tablets/iPadに分類されます。あらゆる種類の任意の数のアセットをカテゴリに分類できます。カテゴリは、特定の概念に属するコンテンツの論理的なプレースホルダにすぎません。

タクソノミは、アセットを編成するために使用されるカテゴリの階層で、ユーザーが作業している領域にドリルダウンすることでアセットを検出できるようにします。1つのタクソノミを複数のアセット・リポジトリに割り当てることも、複数のタクソノミを1つのリポジトリに割り当てることもできます。たとえば、部門ごとに、およびビジネスの製品またはイニシアチブごとに異なるタクソノミを作成できます。その後、「マーケティング部門」および「製品」というタクソノミをマーケティング・リポジトリに適用し、「販売部門」および「製品」というタクソノミを販売リポジトリに適用できます。

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