リポジトリ

リポジトリは、基本的にプロジェクト、グループまたはキャンペーンに必要なすべてのアセットを格納するために使用される大きな"バケット"です。リポジトリ管理者は、異なるアセット管理プロジェクトにとって必要な数だけリポジトリを設定できます。

ビジネス・リポジトリとアセット・リポジトリの2つのタイプのリポジトリがあります。ビジネス・リポジトリはアセットを格納します。アセット・リポジトリはアセットを格納しますが、ユーザーはアセットを公開およびローカライズすることもできます。ビジネス・リポジトリに格納されたアセットは、アセット・リポジトリに格納されたアセットの100分の1で請求されます。

注:

Oracle Content Management Starter Editionを使用している場合は、1つのアセット・リポジトリのみに制限されます。ビジネス・リポジトリはサポートされません。リポジトリの数を増やし、完全な機能セットを利用するには、Premium Editionにアップグレードします。

販売、財務、マーケティングなど、会社内の様々な部門を検討してください。すべての部門には、コンテンツを操作している独自のチームがあります。財務部門のコンテンツは、少なくともコンテンツのライフ・サイクルの一部において、販売部門の人員には関係がない(場合によってはアクセスさえできない)ことがあります。マーケティング部門で使用されるコンテンツは、他の部門のために業務を行っているチームはアクセス可能ですが、確認のみに制限されており、変更および公開はできません。販売および財務部門では、コンテンツの公開または翻訳は不要なので、ビジネス・リポジトリを使用しますが、マーケティング部門では、翻訳済コンテンツを公開できるように、アセット・リポジトリを使用します。

リポジトリの「アセット」ページ

各組織は、各部門またはコンテキストに対して個別のリポジトリを作成し、特定の権限を持つそのリポジトリのユーザーとして各チームを割り当てることができます。ユーザーがOracle Content Managementにサインインした場合、関連するリポジトリに割り当てられ、コントリビューション、レビューまたは承認を許可するリポジトリのアクセス権限が付与されます。一部のユーザーは、複数の部門に関与していて、複数のリポジトリ内のコンテンツにアクセスする必要がある場合があります。

適切な権限を持っている場合、Oracle Content Management Webインタフェースの「管理」「コンテンツ」の下でリポジトリの作成できます。

「リポジトリ」ページ

コンテンツのライフ・サイクル(管理、ワークフロー、公開およびリビジョン追跡など)のすべての側面が、アセットが含まれるリポジトリのコンテキストで使用可能です。その目的のために、各リポジトリには、アセット・タイプタクソノミおよびコンテンツ・コネクタが関連付けられています。さらに、アセット・リポジトリは、公開チャネルローカリゼーション・ポリシー翻訳コネクタおよびワークフローが関連付けられています。

リポジトリはサイロであり、つまり、あるリポジトリのアセットは、他のリポジトリから表示および参照できません。別のリポジトリにコピーする必要があります。その一方、複数のリポジトリのアセットを同じチャネルに公開できます。つまり、リポジトリ内のアセットはサイロで管理されますが、クライアント内で同時に消費できることを意味します。

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