Oracle Cloud Infrastructure (OCI) Gen 1またはOCI Classic上で動作しているOracle Content Managementインスタンスを使用している場合、このインスタンスを新しいネイティブOCI環境(第2世代のOCI)に移行する(つまり、Infrastructureコンソールを使用してサービス・インスタンスを管理する)ことをお薦めします。これにより、Oracleのクラウド・プラットフォームの利点と先進機能を将来にわたって活用できるようになります。あるいは、第2世代のOCIで実行しているインスタンスを別のリージョンに移動することが必要になる場合があります。
注:
非従量制サブスクリプションを使用したレガシー・クラウド・インフラストラクチャ上でインスタンスを実行している場合、「レガシー・クラウド・インフラストラクチャからのOracle Content Managementインスタンスの移行」のステップに従います。移行を開始するには、移行の前にいくつかの手順を実行し、Oracle Supportを操作して移行をスケジュールする必要があります。
(OCI Classicではなく)別のGen2 OCIインスタンスまたはOCI Gen 1から移行する場合は、すべてのグループを移行する必要もあります。
移行を準備するための情報を収集する必要があります:
移行の準備が整ったら、移行リクエストを送信してプロセスを開始する必要があります:
Oracleサポートが移行サービス・リクエストを受信すると、リクエストされた日付に基づいて移行をスケジュールします。サービス・リクエストは移行の開始日時で更新されます。
サービス・リクエストが更新されて移行の進行状況が示されます。データの移行はバックエンドで行われます。サービス・リクエストの更新を随時確認することと、移行終了後に移行を検証することを除き、お客様側でのアクションは不要です。
移行中に行われる処理を次に示します:
重要:
この時点で、古い(ソース)インスタンスに変更を加えることはできなくなります。移行開始後に加えた変更は新しいインスタンスに移行されません。注:
古いインスタンスは、なんらかの理由で参照する必要が生じたときに備えて、しばらく稼働し続けます。その期間が過ぎると、インスタンスは終了します。古いインスタンスが他のサービスやアプリケーションと直接またはREST APIコールを通じて統合されていたか、通信していた場合、移行後のタスクを実行する必要があることがあります。
次の項目はサービス全体に適用されます:
古いURLでは次のパターンが使用されていました:
https://<service-name>-<account-name>.<region>.oraclecloud.com/documents
新しいURLでは次のパターンが使用されます:
https://<service-name>-<account-name>.<service-type>.ocp.oraclecloud.com/documents
| 統合 | 移行後の作業 |
|---|---|
| Oracle Integration |
|
| Oracle Commerce Cloud |
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| Oracle Process Cloud Service |
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| Oracle Eloqua Cloud Service |
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| Oracle Intelligent Advisor |
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| Oracle Cobrowse Cloud Service |
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| Responsys |
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| Visual Builder Cloud Service (VBCS) |
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| CDN/Akamai |
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| REST APIコール |
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| クライアントSDK/CLIの使用方法 |
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| コネクタ |
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注:
新しいインスタンスのURLが変更されたため、古いインスタンスのコンテンツへのブックマークは機能しなくなります。