比較結果を使用するノード差異の修正

比較の実行結果を使用して、差異を修正し、2つのビューポイント間の変更を合理化できます。ドラフト要求を作成または開いて、比較での差異に基づいて変更したり、新しい要求を生成できます。

欠落ノードの修正

欠落ノードの場合、ノードをドラッグ・アンド・ドロップして、ビューポイントに挿入できます。ソースからターゲットにノードをドラッグ・アンド・ドロップするには、ソース・データ・オブジェクトに対して少なくとも参加者(読取り)権限、ターゲット・データ・オブジェクトに対して少なくとも参加者(書込み)権限が必要です。

欠落ノードの差異を修正するには:

  1. 2つのビューポイントを開いて左右に並べます。
  2. 要求を新しく開始するか、既存の要求を開きます。
  3. いずれかのビューポイントで、ノード・タイプとして子ノードが許可されるノードを選択します。
  4. そのビューポイントから別のビューポイントにノードをドラッグします。

    注:

    ノードをドロップする親ノードに対して、このノード・タイプの子ノードを持つことが許可されている必要があります。ビューポイント間でノード・タイプが異なる場合は、ドラッグ・アンド・ドロップが正常に機能するようにノード・タイプ・コンバータを設定する必要があります。
    • ターゲット・ノード・タイプに同じ名前のノードが存在しない場合は、ドロップされたビューポイントの親の下にノードが新しく追加されます。

    • ターゲット・ノード・タイプに同じ名前のノードが存在せず、使用する階層セットでノードの共有が許可されている場合は、ドロップされたビューポイントの親の下に既存のノードが挿入されます。

関係およびプロパティの差異の修正

整列機能を使用して、関係またはプロパティに差異がある両方のビューポイント内の既存のノードを表示するには、ノードの整列を参照してください。

注:

方向(左揃えまたは右揃え)は、プロパティまたは関係を比較する際の比較の方向に基づいて自動的に選択されます。比較結果のノードをクリックすると、ノードは、比較されている選択したノードの下の両方のビューポイントにあります。

  • 関係の差異は、いずれかのビューポイントでノードを移動するか、共有ノード(許可される場合)を挿入することで解決できます。

  • プロパティの差異は、いずれかのビューポイントで値を変更するか、ビューポイント間で値をコピーすることで解決できます。

比較結果からの要求アイテムの作成

ビューポイント間の差異を修正する際に手動で変更するのではなく、比較結果から要求を直接作成できます。比較を実行した後、要求を作成し、比較結果から要求アイテムとアクションを生成し、要求を送信して変更をコミットできます。

注:

親が不明な場所で追加または挿入されたノードの場合(たとえば、ソース・ビューポイントがリストで、ターゲットが階層の場合)、管理者は、各要求アクションの親値を計算し、その値をビューポイントのノード用に格納する式を定義できます。計算および格納されたプロパティを参照してください。

注意:

同じビューポイントの異なる階層を比較する場合(複製ビューポイント・タブの使用を参照)、ターゲット・ビューポイントにノードを挿入するための要求アイテムが作成されないことがあります。ソース階層がターゲット・ビューポイントにも存在し、ソース階層の親の下でノードがすでに特定されているため、ノード挿入用に生成される要求ファイルの行はスキップされる可能性があります。

この状況を解決するには、要求ファイルの添付をダウンロードし、ターゲット階層の適切な親を識別するように親列を変更し、変更したファイルを要求にロードし直します。または、ノードをターゲット階層に手動で挿入することもできます(前述の欠落ノードの修正を参照)。

比較結果から要求アイテムを作成するには:

  1. 比較を実行した後、「新規要求」をクリックするか、ドラフト要求を開きます。

  2. 「比較からの要求アイテムの作成」 「比較」ボタンからの要求アイテムの作成をクリックします。次の例を参照してください。


    結果の比較ボタンからの要求の作成

    注:

    特定のノード(たとえば、最下位ノードのみ)または特定のプロパティを選択してビューポイントの比較をフィルタした場合、要求アイテムは、フィルタされた比較結果に対してのみ作成されます。

  3. すべての変更を要求に追加した後、「送信」をクリックして変更内容をコミットするか、「完了」をクリックして要求を送信せずに閉じます。