テンプレートを使用した既存のアプリケーションまたはディメンションの更新

インポートするアプリケーションまたはディメンションがターゲット環境にすでに存在する場合、そのアプリケーションまたはディメンションは、テンプレートのインポート・プロセス中に更新されます。新しいオブジェクトは追加され、既存のオブジェクトはインポート・ファイルのオブジェクトおよび設定で変更されます。

たとえば、テスト環境のアプリケーションにノード・タイプを追加する場合、テンプレートを使用して、そのノード・タイプを本番環境のアプリケーションに追加できます。

考慮事項

  • アプリケーションまたはディメンションは、ソース・アプリケーションまたはディメンションと同じ環境に作成されて、テンプレートまたは移行スナップショットのいずれかからターゲットに移行された場合にのみ更新されます。ソース環境とターゲット環境に同じ名前のアプリケーションまたはディメンションがあり、それが同じ環境で作成されていない場合、それらは同じアプリケーションまたはディメンションとは見なされません。
  • ソースおよびターゲットのオブジェクトは、名前ではなくIDで照合されます。
    • ソース・オブジェクトの名前がターゲットの既存のオブジェクトと同じ名前でもIDが異なる場合は、インポート・プロセス中に増分接尾辞を使用してソース・オブジェクト名が変更され、メッセージが表示されます。
    • ソース・オブジェクトのIDがターゲットの既存のオブジェクトと同じIDで名前が異なる場合、ターゲット・オブジェクト名は、ターゲット環境の既存の名前と競合しないかぎり、ソースの名前に変更されます。競合する場合は、現在のターゲット名が保持され、メッセージが表示されます。
  • ソース環境でアーカイブまたは削除されたオブジェクトは、ターゲット環境から除去されません。