管理階層承認方法を使用すると、要求送信者の管理階層に基づいて承認者を招待できます。
承認ポリシーを作成する場合は、管理階層を含むユーザー・アプリケーションから階層ノード・セットを選択します。その後、要求が送信されると、要求送信者の親が要求の承認に招待されます。そのユーザーが要求を承認すると、ポリシーは、履行されるまで管理階層を上に進み続けます。
考慮事項
Note:
所有権承認方法を使用するポリシーのノード所有者とは異なり、少なくともビューポイントへの参加者(読取り)権限がないユーザーは、要求インスペクタ経由で要求を承認できません。かわりに、管理階層内のユーザーに適切な権限がない場合は、要求がエスカレーションされます。ポリシーのリマインダおよびエスカレーションを参照してください。「履行タイプ」設定を使用して、管理階層ポリシーの履行方法を決定します:
たとえば、2
の固定設定を使用して、階層内での要求送信者の親および次の上位の祖先が要求を承認したときにポリシーが履行されるように指定できます。あるいは、可変設定を使用して、階層ノードのCoreStats.Level
プロパティが2
より大きい承認を受け取ったときにポリシーが履行されるように指定できます。
要求の処理
管理階層ポリシーの場合、招待者およびポリシー履行は、管理階層ノード・セットのノード構造に基づいて計算されます。管理階層ポリシーを含む要求が承認ステージに達すると、次のようになります:
要求のエスカレーション
次のいずれかの条件に該当する場合は、要求がエスカレーションされます:
EDM User
プロパティがTrue
ではありません。ユーザー・アプリケーションの事前定義済プロパティを参照してください)。