34 ユーザー・アプリケーションの操作

ユーザー・アプリケーションを使用すると、Oracle Enterprise Data Management Cloudの他のアプリケーションのノードに関連付けが可能な、共通の一連の企業ユーザーを管理できます。ユーザー・アプリケーションのノードはレコード数にはカウントされません。

ユーザー・アプリケーションで管理するユーザーは、次の方法で参照できます:

  • 所有権承認方法を使用する承認ワークフローのノード所有者として。所有権承認の理解を参照してください。

    Tip:

    「電子メール・アドレス」プロパティにOracle Enterprise Data Management Cloudの有効なユーザーの電子メール・アドレスが含まれている場合、そのユーザーを所有権承認ポリシーのノード所有者として指定できます。ユーザー・アプリケーションの事前定義済プロパティを参照してください。
  • ノードの参照データとして。たとえば、Planningアプリケーションの「コスト・センター」ディメンションのノードは、「ユーザー」サブタイプを持つノード・データ型プロパティを使用して、ユーザー・アプリケーション内のユーザーをコスト・センター・マネージャとして参照できます。ノード・データ型のサブタイプを参照してください。

考慮事項

Oracle Enterprise Data Management Cloudの他のアプリケーション・タイプは外部アプリケーションからエンタープライズ・データを管理するために一般的に使用されるのに対し、ユーザー・アプリケーションはユーザーを管理するために内部的にのみ使用されるという点が独特です。そのため、これらは次のいくつかの重要な点で他のアプリケーション・タイプとは異なります:

  • ユーザー・アプリケーションを登録するとき、登録ウィザードは使用しません。かわりに、ユーザー・アプリケーションを登録する場合は、アプリケーションの名前を指定すると、自動的にデータ・チェーン・オブジェクトが作成されます。ユーザー・アプリケーションの登録を参照してください。
  • 次の統合操作は使用できません:
    • インポート
    • エクスポート
    • 抽出
    • マッピング・エクスポート
  • ユーザー・アプリケーションを登録した後は、アプリケーション・ワークリストから登録を変更できません。アプリケーションを検査して、ビューポイントまたはデータ・チェーン・オブジェクトに変更を加えます。
  • 次のタブは、アプリケーション・インスペクタでは使用できません:
    • 登録
    • 接続