リストおよび階層の理解

リスト形式または階層構造でノードを表示するようビューポイントを構成できます。

リストは次で構成されています。

  • 1つ以上のノード・タイプ(勘定科目や会社など)
  • ノード・セット—リストのメンバーを表すノードのセット
  • ビューポイント—ユーザーがノードをリスト形式で表示および管理することを可能にするノード・セットの最上位に適用されるインタフェース

階層は次で構成されています。

  • 1つ以上のノード・タイプ(勘定科目や会社など)
  • 階層セット—階層セット内のノード・タイプ間の関係はここで定義されます。たとえば、どのノード・タイプを別のノード・タイプの子にできるかを定義できます。
  • ノード・セット—階層のメンバーを表すノードのセット。ノード・セットには、特定の階層セットの完全な階層セットまたは1つ以上の分岐(最上位ノード)を含めることができます。
  • ビューポイント—ユーザーが階層構造内のノードを表示および管理することを可能にするノード・セットの最上位に適用されるインタフェース
リストおよび階層のデータ・チェーンを示す図。

この例では、会社ビューポイントではリスト形式が使用されていますが、GL勘定科目ビューポイントでは階層構造が使用されています。

リストの場合、会社ディメンションは会社ノード・タイプによって管理されます。会社リストを表すノード・セットは、GL会社ノード・セット内にあります。GL会社ノード・セットは、会社ビューポイントを使用して使用可能化および管理されます。

階層の場合、ロールアップ・ディメンションおよび勘定科目ディメンションはロールアップ・ノード・タイプおよび勘定科目ノード・タイプによって管理されます。ロールアップ・ノード・タイプと勘定科目ノード・タイプ間の関係は、GL勘定科目階層セットで定義されます。たとえば、ロールアップ・ノード・タイプは勘定科目ノード・タイプの子を持つよう構成でき、勘定科目ノード・タイプは子を許可するよう設定できます。ロールアップ・ノード・タイプと勘定科目ノード・タイプを表すノード・セットとGL勘定科目階層セットを組み合せることにより、GL勘定科目ノード・セットを作成します。GL勘定科目ノード・セットは、勘定科目ビューポイントを使用して使用可能化および管理されます。