ノードについて

エンタープライズ・データの記述、修飾または要約に使用されるマスター・データ・レコードまたは参照データ・レコードは、Oracle Enterprise Data Management Cloud内でノードとして管理されます。ノードは、リストまたは階層にグループ化できます。たとえば、組織構造を表す階層内では、ノードは部門またはコスト・センターを表す場合があります。

すべてのノードはノード・タイプに割り当てられます。ノード・タイプは、ノードで使用可能なプロパティを定義します。詳細は、ノード・タイプの操作を参照してください。

次の用語は、階層内のノードの位置および動作を定義します。例は、次の階層を参照しています。

ノード	定義および例
親	他のノードが含まれるノード。`FRA`は230および410の親ノードです。
子	別のノード内に含まれるノード。230および410は`FRA`の子ノードです。
兄弟	階層内で同じ親ノードを持つすべてのノード。`CAD`および`USA`は兄弟ノードです。
リーフ	子を持たない最下位レベルのノード。230および410は、リーフ・ノードです。
リム	子を持つノード。`EMA`、`FRA`および`NAM`はリム・ノードです。
最上位ノード	階層の開始ノード。1つのビューポイントが複数の最上位ノードを持つことができます。`Depts NAM Only GEO`および`GEO`は最上位ノードです。
ルート・ノード	1つのノード・タイプの階層セット内の最高ノード。ルート・ノードは親を持ちません。たとえば、階層セット内の最高ノードはルート・ノードです。