共有ノードは、階層セットまたはビューポイント内の異なる親の下に存在するノードです。異なる位置にある共有ノードも引き続き、名前、説明およびノード・タイプなどの同じノード・レベルのプロパティが含まれる同じノードです。1つの共有ノード上のノード・レベルのプロパティに対する変更は、そのすべての位置にあるその共有ノードに影響します。
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関係プロパティ値は、階層セット内の特定の親子関係に対して一意であり、複数の共有ノード全体にわたってそれらの位置に基づいてそれぞれ異なります。
共有ノードに対して実行可能なアクション:
共有ノードを構成(有効化および無効化)するには、階層セットの作成を参照してください。
暗黙共有ノード
暗黙共有ノードは、階層内の複数の場所で同じ親を持つノードです。
たとえば、次の図で、ノードBは階層内の複数の場所に存在し、異なる親(AおよびX)を持っているため共有ノードです。ノードC、11および12は、階層内の複数の場所に存在し、同じ親(B)を持ち、異なる祖先(AおよびX)を持っているため暗黙共有です。

暗黙共有ノードは関係も共有するため、階層の一部で関係を変更すると(ノードの追加、挿入、移動、除去など)、その変更は階層内の暗黙共有ノードが存在するすべての場所で実行されます。たとえば、前述の図で、祖先Aの下の親Cから子ノード11を除去すると、そのノードは祖先Xの下の親Cからも除去されます。
暗黙共有ノードは同じ親を持つため、暗黙共有ノードの定義済関係レベルのプロパティ値はすべての場所で同じです。1つの場所で定義済関係レベルのプロパティ値を変更した場合、その値は他のすべての場所でも変更されます。
暗黙共有ノードの継承または派生の関係レベル・プロパティ値は、場所によって異なる場合があります。プロパティ継承および共有ノードおよび派生プロパティを参照してください。