ノード・プロパティの操作

プロパティとは、名前、説明など、ノードに関する特性です。

リストまたは階層ビューポイントでノードを選択する際、ノードのプロパティはビューポイント・ウィンドウの右側に表示されます。


プロパティ・ペインのプロパティ

要求を使用して、プロパティ値を更新できます。詳細は、ノード・プロパティの更新を参照してください。

プロパティ詳細

ビューポイントのプロパティ・ペインで、プロパティ行にマウス・カーソルを合せると、プロパティ・ラベルの横に情報アイコンが表示されます。アイコンをクリックすると、名前、説明、プロパティのタイプ(デフォルト、定義、継承、派生、不明)、およびプロパティのカスタム手順など、プロパティに関する情報が表示されます。プロパティ詳細ウィンドウから、プロパティ名をクリックしてインスペクタでプロパティを開きます。プロパティの検査を参照してください。

情報ウィンドウからテキストを選択し、コピーできます。継承プロパティの場合、継承プロパティを提供する祖先のリンクをクリックできます。プロパティ詳細ウィンドウの外部をクリックするとプロパティ詳細ウィンドウが閉じます。プロパティを表示しているか編集しているかにかかわらず、プロパティ情報を使用できます。

プロパティ情報ウィンドウ

プロパティの発生元

プロパティの発生元によって、ノードのプロパティ値がどのように作成されたかを特定します。プロパティ値の発生元は、次のとおりです:

  • デフォルト: アプリケーションの登録または変更時のプロパティに設定されるデフォルト値。

  • 定義済: ユーザーによってファイルから入力またはロードされる格納値。

  • 継承: 値は祖先から継承されます。

  • 派生: 値は計算されます。例: 子の数

  • 不明: 値の発生元を特定できません。

プロパティ継承の使用

プロパティ継承により、ノードのすべての子孫によって自動的に継承される、ノードのプロパティ値を定義できます。プロパティで値を継承できるようにすると、プロパティを保守する手作業が減少し、ノードの分岐全体での値の整合性が確保されます。プロパティの継承は、階層内でのノードの位置に基づきます。ノードに継承プロパティがある場合、定義済のプロパティ値を持つ最初の祖先が見つかるまで祖先のツリーが検索されます。その定義済の値が、子孫ノードによって継承される値です。

アプリケーションが登録または変更される際、汎用アプリケーションで使用されるプロパティを、継承を使用して構成できます。Planningの一部のプロパティは、継承によりデフォルトで有効になります(Planningおよびフリーフォーム・アプリケーションの事前定義済プロパティを参照)。

プロパティの検索

「プロパティ」ペインでは、選択したノードのプロパティをプロパティ・ラベルで検索できます。これにより、特定のプロパティまたは同様のラベルを持つ複数のプロパティを迅速に検索できます。ノードに多数のプロパティがある場合、プロパティ・ラベルを検索できるため、探しているプロパティが簡単に見つかります。


プロパティ・ペインでの検索

プロパティ・ペインのサイズ変更および非表示

ビューポイント・ウィンドウのプロパティ・ペインは、ペインの枠線にスライダ・コントロールが表示されるまでカーソルを置き、それからコントロールを左または右にドラッグすることでサイズ変更できます。

プロパティ・ペインを非表示にして、ノード・リストまたは階層を表示できるように画面上のスペースを空けることもできます。

タブ・レイアウトでは、プロパティはビューポイントの右側に表示されます。右矢印をクリックするとプロパティ・ペインが非表示になり、左矢印をクリックするとプロパティ・ペインが表示されます。


タブ・レイアウトのプロパティ非表示ボタン

左右並びのレイアウトでは、プロパティはビューポイントの下に表示されます。下矢印をクリックするとプロパティ・ペインが非表示になり、上矢印をクリックするとプロパティ・ペインが表示されます。

左右並びレイアウトのプロパティ非表示ボタン

ビューポイントのタブ・レイアウトおよび左右並びレイアウトの詳細は、ビューポイントのナビゲートを参照してください。