バインド・キーの編集

バインド・キーは、ディメンションのバインディングのバインディング・ルールやインポートおよびエクスポートの制約条件を制御するためにアプリケーション登録時に作成されます。バインド・キーを編集して、方向(例: バインド・キーがエクスポートについてのみ有効になるように指定)およびエクスポート・ファイルの列順序を変更できます。

注:

Oracle Financials Cloud一般会計アプリケーションのバインド・キーは表示専用です。これらのアプリケーションのエクスポート・ファイルの列順序や方向は編集できません。

バインド・キーを編集するには:

  1. キーを編集するバインディングを検査します。バインディングの検査および編集を参照してください。
  2. 「キー」タブをクリックします。バインド・キーについて次の情報が表示されます。
    フィールド 定義
    ヘッダー Oracle Financials Cloud一般会計アプリケーション(これについてはインポートおよびエクスポート・ファイルに列ヘッダーがありません)を除くすべてのアプリケーション・タイプのインポートおよびエクスポート・ファイルの列ヘッダー。
    キー バインド・キーに含まれる情報のタイプを示します。たとえば、PARENTキーにはノードの親が、VALIDCONSOLキーにはノードが連結可能かどうかの情報が含まれます。
    サブ・キー キーとの組合せでバインド・キーに含まれる情報のタイプを示します。たとえば、キーがALIASの場合、サブ・キーDEFAULTにはノードのデフォルト別名表が含まれ、サブ・キーENGLISHには英語の別名表が含まれます。
    キー・タイプ このキーの使用方法:
    • プロパティ: ノード・プロパティについての情報が含まれます。
    • 定数: 定数の値が含まれます。
    • 編集可能な定数: Oracle Financials Cloud一般会計アプリケーションの定数の値が含まれ、これはアプリケーションの登録時、およびバインディング・インスペクタの「設定」タブで編集できます。バインディングの検査および編集バインディング設定の編集を参照してください。
    • ノード・タイプ: 「ノード・タイプ列の使用」または「親ノード・タイプ列の使用」が選択されている場合に、汎用アプリケーションでノード・タイプおよび親ノード・タイプの列を識別します。ユーザー定義ディメンションのインポートおよびエクスポート設定を参照してください。
    ソース値
    • プロパティ・キー・タイプについては、完全修飾のプロパティ名が含まれます。
    • 定数および編集可能な定数キー・タイプについては、定数値が含まれます。
    方向 バインド・キーのインポートおよびエクスポートを識別します。
    • インポート: バインド・キーはエクスポート時には処理されません。
    • エクスポート: バインド・キーはインポート時には処理されません。
    • 両方: バインド・キーはインポートおよびエクスポート時に処理されます。
    • なし: バインド・キーはインポート時にもエクスポート時にも処理されません。このオプションは、Oracle Enterprise Data Management Cloudのバインド・プロパティが外部アプリケーションで必要ない場合に選択します。

    注:

    定数および編集可能な定数のバインド・キーは、「エクスポート」または「なし」にのみ設定可能です。
    アクション エクスポート・ファイルでのキーの列順序を上または下に移動したり、汎用アプリケーションの定数列のキーを削除できます。
  3. オプション: バインド・キーの方向を変更するには:
    1. 「編集」をクリックします。
    2. バインド・キーの「方向」列で、バインド・キーをエクスポート、インポート、または両方について処理するか、あるいはまったく処理しないかを選択します。
  4. オプション: エクスポート・ファイルの列順序を変更するには:
    1. 「編集」をクリックします。
    2. 「アクション」列で、アクションをクリックし、それからバインド・キーをファイルで上、下、最初、または最後に移動するオプションを選択します。
  5. オプション: バインド・キーを削除するには:
    1. 「編集」をクリックします。
    2. 「アクション」列で、アクションをクリックし、それから「削除」を選択します。
  6. 「保存」をクリックします。

汎用アプリケーションの定数キーの管理

汎用アプリケーションについてのみ、定数キーを作成、編集、移動および削除できます:

  1. 定数キーを管理するバインディングを検査します。
  2. 「編集」をクリックします。
  3. 次のいずれかのアクションを実行します。
    • 定数キーを追加するには、「作成」をクリックし、それからヘッダー、ソース値および方向を入力します。
    • 定数キーを編集するには、定数キーのヘッダー、ソース値および方向を変更します。
    • 定数キーを移動するには、「アクション」列で、選択をクリックし、それからエクスポート・ファイルで列を上または下に移動するオプションを選択します。
    • 定数キーを削除するには、「アクション」列で選択をクリックし、それから「削除」を選択します。
  4. 「保存」をクリックします。

注:

デフォルトでは、汎用アプリケーションに対して定数キーを作成するとエクスポート・ファイルの末尾にソートされます。