ノード

派生プロパティ式でnodeオブジェクトを選択するか、プロパティ変換式でsourceNodeオブジェクトを選択した場合は、ノード・オブジェクトのデータ型に応じてノード属性を選択できます。

  • Actions: 要求内のノードの要求アクション・オブジェクトのリストを返します。Actionsコレクションでは、次のメソッドおよび属性を使用できます:
    • Any
    • Count
    • Filter
    • Find
    • Get
    • IsEmpty
    • Size

    AnyCountFilterFindおよびGetについては、Actionオブジェクトは次の属性とともに使用できます:

    • CreatedBy
    • ModifiedBy
    • PropertyName
    • Type (IsAddIsDeleteなどのアクション・タイプを指定します)。
    • ViewpointName
  • AllAncestors: ノード・セット内のすべてのノードの場所から結合されたすべての祖先ノード・オブジェクト。属性については、ノード・リストを参照してください。
  • Ancestors: ノード・セット内のノード・インスタンスの祖先ノード・オブジェクト。属性については、ノード・リストを参照してください。
  • BoundAncestors: 階層セットのバインドされたビューポイントで、バインドされたビューポイントのノードの祖先ノードのリストを返します。ノード・タイプのバインドされたビューポイントまたはバインドされていないビューポイントで、ノード・インスタンスの祖先ノード・オブジェクトを返します(Ancestorsの使用時と同じ結果)。属性については、ノード・リストを参照してください。
  • BoundLocations: 階層セットのバインドされたビューポイントで、バインドされたビューポイントのノードの場所のリストを返します。ノード・タイプのバインドされたビューポイントまたはバインドされていないビューポイントで、ノードの場所を返します(Locationsの使用時と同じ結果)。オプション: 「暗黙的共有の除外」を有効にして、バインドされた場所の戻りリストを、一意の親の下にあるノード・インスタンスのみにフィルタします。属性については、ノード・リストを参照してください。

    Tip:

    AncestorsおよびLocationsのバインドされたバージョンを使用すると、メンテナンス・ビューポイントでの式の使用時に、バインドされたビューポイントのすべてのスコープにアクセスできます。
  • Children: ノードの子ノード・オブジェクト。属性については、ノード・リストを参照してください。
  • CompareTo: 2つのノードの場所をこれらのオプションを使用して比較します:
    • SAME_LOCATION: ノードの場所は、指定されたノードの場所と同じです
    • SAME_PARENT_AND_NODE: ノードの場所に、指定されたノードの場所と同じ親があります
    • SUBSET_LOCATION: ノードの場所に、指定されたノードの場所と同じ連続する祖先のセットがあります

    Tip:

    これにより、ノードの場所の比較に基づいて異なる結果を返す式を作成できます。たとえば、特定のノードが階層内の最初の場所であるかどうか、および他のノードの場所と親または祖先を共有するかどうかに基づいて、データ・ストレージ・プロパティの値を格納または共有として導出できます。

  • Dimension: ノード・ディメンション。name属性を選択できます。
  • HierarchySet: ビューポイントのノードの階層セットを識別します。階層セットには、name属性を選択できます。
  • Locations: ノードの場所(ノード・インスタンスを含めることができます)。
    • オプション: 「暗黙的共有の除外」を有効にして、場所の戻りリストを、一意の親の下にあるノード・インスタンスのみにフィルタします。
    • オプション: 「ソート」を有効にして、階層ビューポイントに表示される順序で場所を返します。これにより、階層順序に基づく共有ノードのビジネス・ロジックを実装できます。たとえば、最初のメンバー・インスタンスに格納値を割り当て、階層の他のメンバー・インスタンスに共有値を割り当てる、Planningディメンションの派生データ・ストレージ・プロパティを作成できます。

    属性については、ノード・リストを参照してください。

  • Name: ノード名。属性については、文字列、数値文字列およびシーケンスを参照してください。
  • NextSibling: 階層内でノードの後にあるノードの兄弟。これが最後のノードである場合、NextSibling属性はNullを返します。次のパラメータを追加できます:
    • dimension
    • name
    • nodeType
    • properties
  • NodeSet (計算および格納された親プロパティ式でのみ使用可能): ノードのノード・セット。ノード・セットには、name属性を選択できます。
  • NodeType:。ノードのノード・タイプ。ノード・タイプには、name属性を選択できます。
  • Parent: ノードの親。親にはノード・データ型もあります。つまり、親のディメンションやノード・タイプなど、他のノード属性を選択できます。ただし、親の親を選択することはできません。
  • PreviousSibling: 階層内でノードの前にあるノードの兄弟。これが前に兄弟のない最初のノードである場合、PreviousSibling属性はNullを返します。次のパラメータを追加できます:
    • dimension
    • name
    • nodeType
    • properties
  • Properties: ノードのプロパティ。属性については、プロパティを参照してください。
  • Siblings。ノード・インスタンスの兄弟ノード・オブジェクト。属性については、ノード・リストを参照してください。